ラブ・ネバー・ダイ「美の真実」新バージョンと「オペラ座の怪人」との深い関係や共通点について解説

ラブ・ネバー・ダイ「美の真実」新バージョンと「オペラ座の怪人」との深い関係や共通点について解説

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ラブ・ネバー・ダイ「美の真実」新バージョンと「オペラ座の怪人」との深い関係や共通点について解説

投稿日:2018-04-15 更新日:

YouTubeはLove Never Diesオーストラリア公演”The Beauty Underneath”(第2バージョン)ファントム:ベン・ルイス、グスタフ:ジャック・ライアル

 

みなさんこんにちは!禁断 @J_kindan です。

今回はミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』(Love Never Dies、ラヴ・ネヴァー・ダイズ、ラブネバ、LND/日生劇場 2019年1月・2月上演)について書きます

ラブネバはミュージカル「オペラ座の怪人」の続編とされる外伝的な物語です。

1幕終盤でファントムとグスタフが歌う”The Beauty Underneath”「美の真実」という、ミュージカル・ナンバーがあります

実はこのナンバーは「オペラ座の怪人」のタイトルトラック、”The Phantom of the Opera”と深い関係がある、というお話です。

 

ラブネバの”The Beauty Underneath”「美の真実」は現在、第3バージョンにまで進化しています

第1バージョンはオリジナル・ロンドン公演~後期マイナーチェンジ・ロンドン公演まで(ファントム役ラミン・カリムルーのOSTに収録バージョン

第2バージョンはオーストラリア版(ファントム役ベン・ルイスのDVD収録バージョン)~2014東京公演まで

第3バージョンは2015ハンブルク公演~現在上演中の北米ツアー公演(ALW生誕70周年記念ベストCD「アンマスクト」DISC4に収録、ファントム役ベン・ルイス)~2019東京公演もコレに??

第3バージョンからは音楽の大部分がガラッと変わりましたが、これから説明する「オペラ座の怪人」との関係性については同じです

 

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Love Never Dies『ラブ・ネバー・ダイ』の”The Beauty Underneath”「美の真実」は「オペラ座の怪人」タイトルソングとの深い関係とは?!

YouTubeはオペラ座の怪人ブロードウェイ公演”The Phantom of the Opera” ファントム:ノーム・ルイス、クリスティーヌ:シエラ・ボーゲス

 

ラブネバのサントラをお聴きになったりDVDをご覧になった方はお気づきと思いますが、オペラ座の怪人を象徴する「デデデデデデデデ」というリズム音楽(ベース音)が、ラブネバでは事ある度に頻繁に鳴ります。

この音はどういう意味なのかと言うと、ファントムのテーマなんですね

このデデデデが鳴るとファントムが来るし、ファントムのスイッチがポンと入るような。そんな解釈でよろしいかと思います。

そうなんです。ラブネバの怪人はオペラ座の怪人よりも出番も歌も、かなり多くなっています。

元祖「オペラ座の怪人」タイトルトラックでも、この「デデデデデデデデ」という音が鳴るのはご承知の通りです。

実はラブネバの”The Beauty Underneath”「美の真実」は、「オペラ座の怪人」と全く同じテンポで音楽が進行するという共通点があります。

CDを2枚持っている方は2曲を同時にかけてみてください。面白いぐらいにピッタリと合います。

ALWもそこは意識して製作しているんですね。

ラブネバのファントムは、クリスティーヌのことが忘れられずに10年間も思い続けるというストーカーおじさんなのですが、クリスティーヌの息子・グスタフについても「何かを」感じ取りました。

そんなナンバーなんですね、”The Beauty Underneath”「美の真実」は。

第1・第2バージョンでは”Look with Your Heart”「心で見つめて」のフレーズをグスタフが「ビューティフルビューティフル♪」と歌っていました。

最新の第3バージョンではなんと「オペラ座の怪人」地下室でクリスティーヌが歌った「アー、アアア、アーアアー、アアーアー♪」(音がだんだん上がっていって最後ハイEまでいくやつ)と同じのを歌い始めるんですね。

え、誰が?グスタフ君(10歳)がですよ!ピアノ弾き語りながらよ!

これはまさに、あの時ファントムがクリスティーヌにレッスンを施した懐かしのフレーズ!

ファントムは、クリスティーヌと同じ音楽の才能を持つグスタフ登場にテンションがどんどんと上がっていき、「シング・フォー・ミー!(歌え、私のために!)」とまで言っちゃうわけです。

ここで思い出してみてください。ファントムはなぜクリスティーヌを地下室へと連れて行ったのですか?

「連れてきた甘美なる世界へ、こここそ誰もがひざまずく音楽の王国」と、ファントムは歌いました。

地下に身を潜めるファントムにとって、オペラ座の地下室はまさに彼の王国だったのです。

その世界をクリスティーヌに見せたかった。結果的に拒絶されてしまいましたが。

ラブネバでは、コニー・アイランドの一角に「ファンタズマ」という見世物小屋を営んでいるファントムは、フリークスをたくさん集めています。

最近では「グレイテスト・ショーマン」というミュージカル映画がヒットしていますね。あのサーカス小屋と同じ世界だと思ってください。

一見すると不気味で恐ろしく見える人たちですが、ファントムにとっては「美」そのものだと。

グスタフは怖がったり嫌がったりすることなく、ファントムが案内するファンタズマの世界を楽しんでいます。

ファントムは、自分と同じ価値観を持つグスタフにどんどん興味を持ち始めます。

話は少し脱線しますが、ファントムはグスタフをクリスティーヌと重ねて、意味深な表現でも彼を自らの世界へ誘おうとします。

「イエス!」「イエス!」っていうのは、そういうことです。(これ以上はこのブログでは説明できません)

グスタフはファントムの世界に触れることで、どんどん覚醒していきます。

ファントムは最後にマスクと鬘を同時に取ります。

フリークを怖がらず、ファントムが提唱する「真実の美」だと捉えるグスタフなら、自分の「真の姿」を受け入れてくれると考えたのでしょう。

この子ならいける!と。

しかしグスタフはファントムの醜い素顔を見ると「キャーーー!!!!」と悲鳴を上げました。

ファントムは受け入れられなかったのです。

ここまでが”The Beauty Underneath”「美の真実」のミュージカルナンバーのシーンになります

ここで思い出してほしいのですが、かつてファントムのマスクと鬘を同時に剥がした人がいましたね。

はい、それはクリスティーヌでした。

クリスティーヌとグスタフは親子なので似ている部分があって当然ですが、クリスティーヌはファントムには隠している何かがありそうな気配がします。

そして、ファントムはあることを疑い始めていました……

 

 

まとめ:ラブネバ「美の真実」とオペラ座の怪人の関係はかなり深かった!

今回の記事はいかがでしたか?

ラブネバ「美の真実」とオペラ座の「オペラ座の怪人」の深い関係や共通点について解説しました。

オペラ座の怪人の外伝ともいえるラブ・ネバー・ダイには「オペラ座の怪人」との関連性が色々とでてきますので、そのあたりにも注目してみてくださいね。

北米ツアー公演では、第3バージョンの”The Beauty Underneath”「美の真実」が収録された、Love Never Diesの最新サントラCDが販売されています

そのCDはオーストラリアキャストの収録版で、”The Beauty Underneath”「美の真実」のみ、録り直しが行われているようです。

そうですよね。オーストラリアでは第2バージョンでやっていましたから、TBUだけは新たなものになります。

現在オペラ座の怪人ロンドン公演のメイン・ファントム役を務めるベン・ルイスが、一時的にラブネバファントムに戻って、歌を収録したんですね。胸熱じゃないですか。

新TBU、めちゃくちゃカッコイイのでお気に入りです。

その新OSTは、現在のところ北米ツアー公演の会場限定販売ですが、2018リリース予定とのことですのでまもなくAmazon等でも発売されるのかもしれませんね。

逆に言えば初代のロンドン盤は今ある在庫限りでなくなりそうですので、まだ持っていない人はお早めにどうぞ。

先程も紹介しましたが、現時点で最新バージョンの”The Beauty Underneath”「美の真実」は、ALWのベストアルバム「UNMASKED」のDISC4に収録されていますので、興味のある人は聴いてみてくださいね。

最新版”The Beauty Underneath”1曲のみでも買えますよ!

気になるのは2019日生劇場のラブネバも、この最新バージョン美の真実になるのかどうか?です。

これは恐らくですが、最新版になると思います。

初演時と同じ様に、また本家のプロダクションから演出指導に日本にくる筈ですので、2019東京も最新版準拠になると予想します。

おお、市村正親怪人や石丸幹二怪人の最新TBUゴクリ。

もしかしたら2019東京からの新たな演出が入ってくるのかも??

今回はこのぐらいにしておきます。ラブネバ、色々と楽しみですね!それでは。

 

 

殿堂
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日生劇場ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』公演詳細

ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』
会場:日生劇場
公演日程:2019年1月・2月

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オリジナル版製作・音楽・脚本:アンドリュー・ロイド=ウェバー
作詞:グレン・スレーター
脚本:ベン・エルトン
作詞・脚本:グレン・スレーター
原作:フレデリック・フォーサイス(小説「マンハッタンの怪人」)
追加歌詞:チャールズ・ハート
演出:サイモン・フィリップス
翻訳・訳詞:竜真知子
主催:ホリプロ/読売新聞社
企画・制作:ホリプロ

キャスト:
ファントム:市村正親・石丸幹二
クリスティーヌ:濱田めぐみ・平原綾香
ラウル・シャニュイ子爵:田代万里生・小野田龍之介
メグ・ジリー:夢咲ねね・咲妃みゆ
マダム・ジリー:鳳蘭・香寿たつき

チケット一般発売日:2018年夏予定

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