— 禁断先生 (@J_kindan) 2017年6月23日
みなさんこんにちは!禁断 @J_kindan です。
帝国劇場のミュージカル『レ・ミゼラブル』2017を観劇してきました。
今回はレ・ミゼラブルの観劇感想をダダッと書いていきます!
【ネタバレ注意】この記事では結末部分についても感想として言及します。ネタバレに注意してください。
帝劇レ・ミゼラブル2017感想:ヤン・ジュンモバルジャン×生田絵梨花コゼットのエピローグもガッツリ泣けたぞ!と、バイト。
今回のレミゼは、ヤン・ジュンモバルジャン、岸祐二ジャベール、和音美桜ファンティーヌ、昆夏美エポニーヌ、海宝直人マリウス、生田絵梨花コゼット、KENTAROテナルディエ、森公美子マダム・テナルディエ、上山竜治アンジョルラスのメンバーでした。
今回もアツい公演でしたよ!
またも泣かされた!ヤン・ジュンモバルジャンの嗚咽に!
バルジャンの告白。ヤンバルジャンはコゼットが居る建物の方を振り返り涙を流しながら弱々しくも投げキスをする。そして最後「ウゥ」と嗚咽を漏らしもう一度振り返る。号泣 #レミゼラブル
— 禁断先生 (@J_kindan) 2017年6月23日
今回もヤン・ジュンモバルジャンの号泣レポから。
2幕終盤「心は愛に溢れて(リプライズ)」のシーン。
バルジャンが救出したお陰で瀕死状態だったマリウスは生き延び、事情を知らないコゼットとマリウスは愛を育み結婚へ。
バルジャンは自らの死期と逮捕を覚悟し、マリウスにコゼットを託すことを決断する…というとても重要な場面です。
毎回涙を誘う、ヤンバルジャンのコゼットへのお辞儀。一瞬不思議そうにするものの、笑顔でパパにお辞儀をしかえすコゼット。
バルジャンはもちろんお別れのつもりなのです。コゼットは気付いていない。
これはアレです。テナルディエ夫妻からリトル・コゼットを奪還した時にした、コゼットへのお辞儀と全く同じです。帝劇3バルジャン2017の中では唯一、ヤンバルジャンだけがこれをやります。
前回レポでも書いた「ヤンパパが清水彩花コゼットを好きすぎて突発的にハグした2015大阪公演」と同じように、この「コゼットへのお辞儀」というのも2015大阪公演で突発的に行った、いわば当時のアドリブでした。
その時のレポはこちら:子ども時代のお辞儀をした
これ、読み返すとヤンパパの「コゼハグ」と「あのお辞儀」は同じ日にやっていましたね。2015年8月28日ですか。おお、見ていてよかった。これについて語れるもん。
これらはとても印象に残っていたのですけど2017ヤンバルジャンはデフォでこの所作(ハグとお辞儀)を行います。私が見た中では必ずです。
ジュンモパパはお辞儀をしたまま固まります。マリウスが一緒に住みましょうやらなんやら色々言うてます。「もう言うな、マリウス!」そうそうマリウスはおだまり。
バルジャンはマリウスだけに自らの過去を告白。コゼットを悲しませないようにマリウスの胸の内に留めておいてほしいと。
バルジャンをなんとか救いたいという気持ちがあるものの、バルジャンの強い要望に負けて承諾するマリウス。
ここからです。
六月暴動からマリウス救出(下水道脱出)で急激に弱ってしまったバルジャン。ヤンバルジャンはこの時点でかなりヨボヨボになっており、手を震わせ、足取りもおぼつきません。これは以前のレポにも書いた通り。
そして涙を流しています。悲しいのです。コゼットには黙ってお別れするのですから。ヤンバルジャンは泣いているのです。
今回ヤンバルジャンは一旦立ち止まり、コゼットとマリウスが入っていった屋敷の方を向いて、投げキスをしました…
そしてまたトボトボと歩きます。そしてまた立ち止まり、コゼットのいる屋敷の方を見ました。
ヤンバルジャンは「ウゥ…!」と嗚咽を漏らし、泣きながら去っていきました………!!
いや、アカンでしょ!!こんなん見せられたらもうたまらんでしょ!こっちも泣くでしょ!!
もうこの演技ね…ほんまにヤバかったです。私の客席周辺は皆泣いてましたよ。すすり泣いてましたよ!!
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生田絵梨花コゼットのエピローグ
エピローグ。生田絵梨花コゼはパパが死ぬとわかってからめっちゃ泣くのね。ヤンパパはコゼットにデコチュウしたり指で涙を拭ってあげたりするのよ。ヤバイよ。愛が溢れすぎてるよ!! #レミゼラブル
— 禁断先生 (@J_kindan) 2017年6月23日
生田絵梨花さんは2017レミゼの新生コゼット。私は2回目の観劇となりました。目がパッチリでかわいくて歌声も綺麗でとても良いコゼットです。
今回は生田絵梨花コゼットのエピローグでの演技をレポします。
生田絵梨花コゼは、パパに再び会えたことが本当に嬉しくてとても喜びます。ニコニコです。
そしてパパの膝に自分の顔を乗せて、ウットリするように目をつぶる絵梨花コゼ。またパパと一緒に暮らせると思っているようです。
しかしバルジャンが手紙の話を始めるとようやく、パパはもうすぐ死ぬということを理解します。
生田絵梨花コゼットはボロボロと涙をこぼし、イヤイヤしてパパをギュッと抱きしめます。めっちゃ泣いてます。
ヤンパパはそんな絵梨花コゼの涙を指でふいてあげたり、おでこにチュウをしてあげたりしていました……
うん…これめっちゃ泣いてもうた…ヤバいわ…
生田絵梨花コゼットはパパに最後まで甘えてくるし、ヤンパパは死ぬ直前までちゃんとコゼットを甘やかしてあげるし…
ほんと優しいパパね!……コゼットもエエ子よ!!ウゥ。
ヤン・ジュンモ×生田絵梨花のエピローグもガッツリ泣けました。このパターンもめっちゃ好みよ!
バルジャンの手紙を読むコゼットとマリウス。生田絵梨花と海宝直人はふたりで頭くっつけて仲良さそうに手紙読んでたんだけど恋人か!! #コゼットとマリウスは夫婦です
— 禁断先生 (@J_kindan) 2017年6月23日
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コゼットとエポニーヌの「バイト」
バルジャンと宿屋の女房のところオペラで覗いたら奥に美少女がふたり。生田絵梨花と昆夏美やんコゼットとエポ宿屋でバイトしてたんか! #レミゼラブル
— 禁断先生 (@J_kindan) 2017年6月23日
「バイト」というのはアレです。実際の役どころではないシーンで、アンサンブルとして別役で出演するシーンのことです。
まず、仮釈放中のバルジャンが(テナルディエではない)宿屋で揉めるシーン。
バルジャンと宿屋の女将が揉めているその後ろに、町娘の役でしょうか。コゼットとエポニーヌがいました。
今回コゼットは生田絵梨花さん。エポニーヌは昆夏美さんでしたから、ふたりともめっちゃ可愛いのですぐわかりました。
バルジャンをチラッとみて、意地悪そうに「なにあの汚いおっさん!」みたいなことを話しながら笑っていました。ワル(笑)
次にバルジャンの工場の工場婦役。
工場にモリクミがいればすぐわかります。マダム・テナの左隣にはコゼット。右隣にはエポニーヌです。
ラブリィ・レイディの娼婦宿。コゼットは階段下の方、エポニーヌはバルコニーにいます。
コゼットはなんと、シーンが始まってすぐ客をつけます。上手奥で。結構激しい絡みです。
終わった後はめっちゃ具合悪そうになり、しばらくの間グッタリして寝そべったりしています。生田さん、しんどそうでした。いやぁ、バイトも楽ではないですね…
他に、アンジョルラスとマリウスがジャベールの手下としてバイトをしていたりもします。
本役とは違う役で登場しているキャストを探してみると、また楽しいですね。
帝劇レ・ミゼラブル感想まとめ
岸ジャベ。バルジャン捜索中に見つけたガブローシュの遺体。膝をついて十字を切り、あいている目を手でとじてあげてた。そして地面の血痕をみつけ?「ジャン・バル…ジャン!」カッコエエ #レミゼラブル
— 禁断先生 (@J_kindan) 2017年6月23日
いやぁ、今回のレミゼもめっちゃ良かったですよ。
今回レポりませんでしたけど、ヤンバルジャンvs岸祐二ジャベの対決も凄かったです!めっちゃアツかった!すごい怒号よ!
もちろん岸ジャベオクターブ上げも炸裂しました。やっぱりこれめちゃくちゃカッコエエな!
あ、岸ジャベも吉原ジャベのように「アハハ!」と笑ってからコートのボタンとめて身を投げていました。あれ?岸ジャベも毎回そうでしたか??
もちろん出演キャスト全員、アツかったです。もう素晴らしすぎた。あぁ満足!
さて…この観劇は私にとっては事件でした。
今回帝劇で初めてS席の結構前方の列に座ったのです。チケットを手配して下さった方には本当に感謝します。ありがとう。
あの…あたりまえなんですけど、前方列だと景色が全然違う!キャストの表情がめっちゃよくわかる!宿屋のバイトなんか今まで全然気づかなかったもん。
いやコレね、レ・ミゼラブルは13,500円のチケット代を払うだけの価値があるミュージカルです。実感した。
もちろん座席によるんでしょうけどね。今回はこれに気付いたことが事件です。ホンマヤバい!
もちろん、4,000円のB席でオペラっていうのもコスパ高くて良いのですが、1階前方列の特別感って本当にいいなと思いました。1階でもオペラガッツリ使ったけどね(笑)
さて、この公演の観劇をもって2017帝劇レミゼはマイ楽となりました。
2017帝劇は1回しか見る予定がなかったのに気付いたら6回も見てしまいました…いやホンマヤバイよね…
でも、ぜんぜん後悔なんかしていませんけどね。むしろ見にいって良かったと思っています。レミゼめっちゃ好きです。
私はこの後の9月大阪(ノートルダムの鐘京都とのヴィクトル融合含む)、10月名古屋も観劇します。
帝劇だけでもどんどんアツくなっていったから、9月や10月なんてもっともっとアツくなって絶対ヤバいよね!
いやぁ…レ・ミゼラブルってめっちゃ素晴らしいミュージカルですよ!
皆さんもミュージカルレ・ミゼラブルを是非ご覧になってくださいね!それでは。
他キャスト感想を含む、観劇当日のTwitterつぶやきまとめはこちら:2017年06月23日のつぶやき
レ・ミゼラブル2017観劇感想:
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レ・ミゼラブル 帝国劇場 2017年6月23日昼公演のキャスト
ジャン・バルジャン:ヤン・ジュンモ
ジャベール:岸祐二
ファンテーヌ:和音美桜
エポニーヌ:昆夏美
マリウス:海宝直人
コゼット:生田絵梨花
テナルディエ:KENTARO
マダム・テナルディエ:森公美子
アンジョルラス:上山竜治
司教:中西勝之
工場長:田村雄一
バマタボア:宇部洋之
グランテール:菊地まさはる
フイイ:杉浦奎介
コンブフェール:鎌田誠樹
クールフェラック:今井学
ジョリ:川島大典
プルベール:立崇なおと
レーグル:深堀景介
バベ:町田慎之介
ブリジョン:松村曜生
クラクスー:土倉有貴
モンパルナス:田川景一
ファクトリーガール:伊藤美咲
買入屋:般若愛実
かつら屋:和田清香
マダム:柳本奈都子
宿屋の女房(女7):瀧本瞳
カフェオーナーの妻(女9):篠崎未伶雅
病気の娼婦(女5):高梨さおり
鳩(女8):五十嵐志保美
あばずれ(女6):華花
若い娼婦(女10):五條まりな
ガブローシュ:大西統眞
リトル・コゼット:禾本珠彩
リトル・エポニーヌ:山崎瑠奈
指揮:若林裕治
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帝劇レ・ミゼラブル公演情報
・東京公演:帝国劇場 2017年5月21日~24日プレビュー/2017年5月25日初日~7月17日千穐楽
・福岡公演:博多座 2017年8月1日~26日
・大阪公演:フェスティバルホール 2017年9月2日~15日
・名古屋公演:中日劇場 2017年9月25日~10月16日
作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルク
原作:ヴィクトル・ユゴー
作詞:ハーバート・クレッツマー
オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
演出:ローレンス・コナー/ジェームズ・パウエル
翻訳:酒井洋子
訳詞:岩谷時子
プロデューサー:田口豪孝/坂本義和
製作:東宝
レ・ミゼラブル (チケットぴあ)