ファントムも馬を持っていた
実はファントムも馬を持っていました。
2004年映画版オペラ座の怪人(主演:ジェラルド・バトラー)にその馬は登場します。
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※YouTubeは2004年映画版オペラ座の怪人のタイトル・トラック。クリスティーヌを地下へと誘う怪人は途中、黒い馬にクリスティーヌを乗せてさらに地下へと進みます(1:03~1:48頃あたり)
まぁ盗んだ馬らしんですけど、カッコイイ黒い馬です。
オペラ座の怪人2004年映画版では地下室へと向かう途中、ファントムはクリスティーヌをわざわざ馬に乗せてボート乗り場まで誘導するシーンがあります。
これは映画版だけのシーンだと思われがちですが、実はミュージカル版でも馬に乗せて地下室へ進むという構想があったことがメイキングで語られています。
しかし本物の馬を使うわけにもいかず構想していたイリュージョンはうまくいかず、泣く泣く断念した馬は2004年映画版で悲願の登場を果たしました。
そういう訳で映画版にはファントムの馬が登場するのです。
ではなぜファントムさんはなぜわざわざクリスティーヌを馬に乗せたのかというと「私の馬の乗り心地はどうかね?」と、自らのステイタスをアピールしたかったのでしょう。
高級車を持っていることを自慢するような感覚でしょうかね~。私もエエ馬に乗っているんだぜ的な、ね(笑)
若い子をなびかせるにはエエ馬見せるのが手っ取り早い手段のひとつだったのでしょう。
まぁクリスティーヌさんは結局ラウルの馬車を選ぶわけですが……
それはさておき、もしかしたらオペラ座の怪人の舞台に馬が登場していたのかもしれないことを想像して観劇すると、やはりこの作品にとって馬は重要なキーポイントだということがわかります。