ブロードウェイと銃弾とは?
※YouTubeは2018年公演の舞台映像
ブロードウェイと銃弾:概要
ミュージカル『ブロードウェイと銃弾(Bullets Over Broadway the Musical)』は、ウディ・アレンとダグラス・マクグラスによる同名映画「ブロードウェイと銃弾」を基に製作された、2014年初演のブロードウェイミュージカルです。
脚本は映画版と同じくウディ・アレンが。振付は「クレイジー・フォー・ユー」「コンタクト」「プロデューサーズ」などのスーザン・ストローマンが担当。このミュージカルではオリジナル曲はなく既存の音楽(1920年代~30年代のジャズやポップス)が使用されていることが特徴となります。
日本では東宝とワタナベエンターテインメントによる製作により2018年に初演。日本版の演出は福田雄一が担当。東京・日生劇場での上演のほか、大阪や福岡のツアー公演が行われました。
YouTubeはブロードウェイ公演の舞台映像
あらすじ
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舞台は1920年代、禁酒法時代のニューヨーク。
劇作家のデビッドはヒット作を出せず、彼女のエレンはそんな彼にイライラを募らせていた。そんな中、とうとうデビッドはかねてからの念願が叶い自分の戯曲をブロードウェイの舞台にかけることになり、大いに張り切っている。
しかし、プロデューサーが見つけてきた出資者はギャングの親玉ニック。しかもキンキン声でろくに台詞も言えない、大根以下の自分の愛人オリーブを主演にするよう要求し、部下のチーチを監視役として送り込んできた。
さらにプライドの高井主演女優ヘレンは脚本を書き換えろと色仕掛けで迫り、一風変わった女優のイーデンは周囲を振り回し、盟友だが過食症で女癖の悪いワーナーはオリーブと怪しい関係を持っている。
一癖も二癖もある出資者や俳優たちが次々と無理な注文を繰り出してくるはちゃめちゃな状況に、芸術至上主義で真面目なデビッドは困惑を極める。
そこになぜか大騒ぎの稽古模様をずっと観察していたチーチまでが、脚本と演出に口を挟んでくる。舞台を完成させたい一心のデビッドは、数々の妥協を余儀なくされその度に頭を抱えてしまうが、チーチの提案は芸術に縁遠いと思われたが、的確な意見ばかりであることに気づく。
デビッドと実は舞台を愛するチーチは共に苦心して脚本を書き直し、事態は思わぬ方向へと展開してゆく…
(公式サイトより引用)
※埋め込みの舞台写真はすべて2018年公演より
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