OLYMPUS 8×21 DPC I を実際に使ってみた感想
軽くて手ブレがしにくい
重さは、実測値で172g(ストラップ込み)でした。とてもコンパクトで、軽いです。
観劇での使用は、どうしても長時間手に持ち覗くことになりますので、できれば、200g台前半ぐらいまでの重さであることが理想的だと思います。
現在私がメインで使っている双眼鏡は218gのものですが、8×21 DPC Iのこの軽さには、到底敵いません。
これは正直に言って「軽すぎる!」と思ってしまうほどのレベルです。
さすがに「羽のように軽い」とまでは言いませんが、とても軽いので、持っていても重みは殆ど感じず、長時間の使用でも、手や腕がくたびれることはありませんでした。
8倍タイプの双眼鏡は、ミュージカルを上演する通常サイズの劇場で使用すると、かなり後方から使用しても相当アップに見えます。
すなわち、倍率が高くなれば高くなるほど手ブレがしやすくなるのですが、170g台という大変に軽い8×21 DPC Iであれば、たとえ片手で持っていても手ブレはしにくく、快適に双眼鏡観劇を長時間楽しむことが可能です。
手のひらにおさまるコンパクトサイズ
(※折りたたんだ状態で撮影しています)
8×21 DPC Iは、手のひらサイズのコンパクトタイプです。持ち運びも大変に楽です。
俳優の表情までわかるほどアップで見られます!大満足・大迫力の8倍モデル
OLYMPUS 8×21 DPC Iは倍率8倍モデルですので、俳優の表情がはっきりわかるほど、アップで見ることが可能です。
主にミュージカルを上演する、通常サイズの劇場でしたら、かなりの後方列から覗いてもなかなかの大写しでみることができます。
特に、推しの俳優をしっかり見たいという方には、大満足・大迫力のズームアップで楽しむことができます!
もう少し引きのアングルで舞台全体を大きく見たい方向けの5倍モデルはこちら:
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ピント合わせは簡単!左右視差調整もOK!
OLYMPUS 8×21 DPC Iは、ピント調整や左右の視差調整も簡単にできました。
まず、左レンズを左目だけで見て(右は見ないで)①中央ダイヤル(OLYMPUSロゴのツマミ)でピント調整します。
次に、右レンズを右目だけで見て(左は見ないで)②右レンズのラバー(目をあてる黒い部分)を回してピント調整します。
最後に両目で見て、③中央ダイヤルで最終ピント調整します。
これだけで両目とも、ハッキリくっきりピントが合うようになります!
一度左右調整をしたら、後は見る被写体に合わせて中央ダイヤルでピントを合わせるだけです。
私もそうなのですが、左右の目で視力差がある方はこれは助かりますね。
もっと詳しく
着席する座席の位置や角度によって変わってきますので、その都度、左右視差調整を行うことをおすすめいたします
眼鏡をしていてもOK!
この写真のように、目をあてるラバー部分を、本体側に折り返すように、指で折り曲げていきます。
これで準備完了です!
これで問題なく眼鏡のまま双眼鏡を使うことができます。
ソフトカバー付属
双眼鏡をを優しく守るソフトカバーが付属しています。
マジックテープでバリッというタイプです。本編上演中にバリバリやりすぎると迷惑なので、開演前にはケースから双眼鏡を出して、しっかり準備しておきたいですね。
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