【伝説のプログラム】羽生結弦版『オペラ座の怪人』使用音源を徹底検証！楽曲とミュージカルシーンの解説も

総括：『オペラ座の怪人』ファンも納得の楽曲アレンジ構成！羽生結弦版ミュージカル『オペラ座の怪人』のテーマは、ズバリ！ ”ファントム（オペラ座の怪人）”！！

こうして音楽の構成を分解し、細かく分析してみますと、『オペラ座の怪人』ファンも唸る、私個人としても、なかなか大好きな曲の繋ぎになっている印象です。いやこれはもう、納得しかないという神構成でした！

スローなバラード、ファントムによるあまりにも有名なナンバー、「5：ミュージック・オブ・ザ・ナイト」には、限られた構成の中においても多くの時間をとっていましたね。映画版ファントム役、ジェラルド・バトラーのロックな歌唱が、フィギュアの大会場に不気味に響き渡るなんて、考えただけでもゾクゾクします。

そして「2：ホワイ・ソー・サイレント」。あの不気味な旋律を冒頭の4回転ジャンプの手前に差し込んでくるなんて、そんなのずるいわ！もうドッキドキするじゃないですか！

さらに「4：ポイント・オブ・ノー・リターン」をしっかりと入れてきているのもポイントが高いです。オペラ座の怪人ファンはもう、そこ大好物ですから！音楽も場面も！

こうして見てみますと、羽生選手の『オペラ座の怪人』は、クリスティーヌや恋敵ラウルのナンバーは構成には入れず、全てファントムに関わるシーンから音楽を持ってきていることから、羽生結弦版『オペラ座の怪人』のテーマはずばり！『ファントム（オペラ座の怪人）』になりますね！もう、本当に素晴らしい演技でした！

ミュージカル『オペラ座の怪人』は劇団四季が舞台版を上演中！

（YouTubeは劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』の舞台映像）

ここまで、羽生結弦選手の「伝説のプログラム」の一つとも言える、ミュージカル『オペラ座の怪人』についてご案内いたしました。

当時の「フィギュアスケートグランプリシリーズ2014中国大会」の様子を少しでも思い出していただければ幸いですし、今回の北京オリンピック「エキシビション」において、羽生結弦選手がどのような『オペラ座の怪人』を魅せてくれるのか？！こちらにも大いに期待したいと思います！

なお、羽生結弦選手の『オペラ座の怪人』をきっかけに、舞台版についても興味を持たれた方は、ぜひ、劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』をご覧になって頂ければと思います。

2022年3月より大阪で上演しますので、フィギュアスケートとあわせて、豪華絢爛な舞台、普遍の愛の物語、そして名曲揃いのミュージカル『オペラ座の怪人』をどうぞお楽しみください。

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