いよいよ今週24日(土)、東京・竹芝にJR東日本四季劇場[秋]が開場、そして『オペラ座の怪人』東京公演が開幕します!
今日は、四季芸術センターで行われたオーケストラとの合同稽古の様子を、少しだけ動画でご紹介。新劇場のこけら落とし公演に、どうぞご期待ください!#東京にオペラ座の怪人現る pic.twitter.com/jeg0KPrwJG— 劇団四季 (@shiki_jp) October 19, 2020
劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』東京公演(清水建設ミュージカルシアター JR東日本四季劇場[秋]:2020年10月24日(土)開幕~ロングラン公演)は、オーケストラによる生演奏が行われます。
キャストの歌唱やオーケストラ演奏を指揮するのは、もちろん指揮者です。
オーケストラピットから頭が出ている指揮者の様子は客席からも良く見えますが、ミュージカル『オペラ座の怪人』の一部のシーンにおいては、指揮者がヘッドホンを装着していることがあります。
それは一体なぜそうするのでしょうか?答えはすぐわかりますよ!
ミュージカル『オペラ座の怪人』で指揮者がヘッドフォンを使用する理由は
答え:事前収録された「音源」と生演奏・歌唱をあわせる為に指揮者は部分的にヘッドフォンを使用します
ミュージカル『オペラ座の怪人』では、事前に収録された音楽・効果音や台詞・歌唱にあわせて生演奏をする場面があり、その際に指揮者は音源と生演奏をピッタリあわせる為にヘッドフォンを装着します。
オペラ座の怪人で指揮者がヘッドフォンを使用する場面
- オーヴァーチュア:「ジャーン・ジャジャジャジャジャーン」のパイプオルガン等の音楽は録音。途中からオーケストラが演奏を加える
- タイトルトラック(オペラ座の怪人):エレキギターなどの音は録音。さらにクリスティーヌとファントムは一部録音歌唱。それらの音源にあわせてオーケストラが生演奏する
- 支配人のオフィス(1幕・2幕):手紙を読み上げるファントムの歌声は事前録音。ファントムの歌声にあわせてオーケストラが生演奏
- マスカレード:レッド・デスのファントムの歌唱は録音。あわせてオーケストラが生演奏
- オペラ「ドン・ファンの勝利」上演前:ファントムの歌唱は録音。あわせてオーケストラが生演奏
主に上記場面で指揮者はヘッドフォンを使用します。