ミュージカル『ハゥ・トゥー・サクシード』とは?
作品紹介
ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』(How to Succeed in Business Without Really Trying)は、1961年初演のブロードウェイミュージカル。シェパード・ミードによる書籍「努力しないで出世する方法」をヒントに製作されており、作詞・作曲はフランク・レッサー。脚本はエイブ・バローズ、ジャック・ウェインストック、ウィリー・ギルバート。
ビルの清掃員だった主人公のフィンチが「努力しないで出世する方法」という本を読んだことから出世を意識するようになり、大企業に転職。運良く若手幹部に登用されたフィンチは持ち前の明るさと巧みなを活かして努力し、みるみる出世街道を突き進んで仕事も恋も順風満帆に。ところがある日、重大なアクシデントにより責任を追求され大ピンチに陥る・・・というストーリーのダンス・コメディ・ミュージカルです。
同作は米国ミュージカル・演劇の権威とも言われるトニー賞で、最優秀ミュージカル賞を含む7部門受賞など数々の賞を受賞。1967年には映画版も製作・公開。
これまでにブロードウェイやウエストエンド等で断続的に上演され、2011年のブロードウェイリバイバル公演では「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが出演したことでも話題となりました。日本では宝塚歌劇団や旧コマ劇場などが上演を行ってきました。
キャスト・スタッフ紹介
2020年最新版『ハウ・トゥー・サクシード』の主人公・フィンチ役を務めるのは、テレビドラマやバラエティ番組で活躍し、これまでにも数々の舞台で主演を務めた、NEWSの増田貴久(ますだたかひさ)が主演。今回公演がミュージカル初挑戦となります。
ヒロイン・ローズマリー役は、ミュージカル「星の大地に降る涙」ステラ役、「ウエスト・サイド・ストーリー」Season1 マリア役の笹本玲奈(ささもとれな)が。
バド役には、ミュージカル「サンセット大通り」ジョー・ギリス役、「Romale ~ロマを生き抜いた女 カルメン~」ホセ役の松下優也(まつしたゆうや)が。
ヘディ・ラルー役には、これまでに数多くのテレビドラマ・映画に出演した女優の雛形あきこ(ひながたあきこ)が。
ブラット役には、ミュージカル「フランケンシュタイン」ルンゲ/イゴール役、「ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート」カヤパ役の鈴木壮麻(すずきそうま)が。
スミティ役には、子役時代にミュージカル「ライオンキング」ヤングナラ役を演じ、ライブ活動や舞台、ドラマ・映画にも出演する林愛夏(はやしまなつ)が。
トゥインブル/ウォンパー役には、テレビドラマや映画、舞台でも活躍する歌手のブラザートムが。
ミス・ジョーンズ役には、ミュージカルや舞台を中心に活躍し、宝塚歌劇団在団時には「ハゥ・トゥー・サクシード」新人公演(1996年花組公演)で主演も務めた、元花組トップスターの春野寿美礼(はるのすみれ)が。
ビグリー役には、「デスノート THE MUSICAL」夜神総一郎役、「ピピン」チャールズ役など、これまでに数多くのミュージカルや舞台に出演した今井清隆(いまいきよたか)が演じます。
そして、2011年ブロードウェイリバイバル公演の演出補を務めたクリス・ベイリーが、今回公演の演出・振付を担当いたします。