こんにちは、禁断劇場の禁断です。
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』を自宅でも楽しみたいと思ったとき、気になるのが舞台映像の配信やDVD・Blu-ray、そしてサウンドトラックCDの存在です。
私は2023年7月に帝国劇場、2024年9月に梅田芸術劇場メインホールで日本公演を観劇しました。
あの豪華な舞台をもう一度映像で見たい気持ちはありますが、残念ながら2026年11月現在、舞台本編の公式映像配信はなく、DVD・Blu-rayも発売されていません。
そして、日本キャストによるCDはありませんが、ブロードウェイ版のオリジナル・キャスト・レコーディングはCDで発売されており、音楽配信サービスでも聴けます。
私はこのアルバムが気に入っていて、普段から作業用BGMとして流しています。
さらに、公式YouTubeには日本公演の舞台映像も一部公開されています。
この記事では、舞台映像や音源について、自宅で楽しめるものを紹介します。
記事のポイント
- 舞台版の動画配信・DVD・Blu-rayの有無
- 日本キャスト版CDの発売状況
- ブロードウェイ版OSTのCDと音楽配信
- 公式YouTubeの映像と2027年公演情報
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の配信・DVD・CD事情
まずは、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の映像と音源についてです。
| 種類 | 2026年11月現在の状況 |
|---|---|
| 舞台本編の動画配信 | なし |
| 舞台本編のDVD・Blu-ray | なし |
| 日本キャスト版CD | なし |
| ブロードウェイ版OSTのCD | 発売済み |
| ブロードウェイ版OSTの音楽配信 | あり |
| 公式YouTubeの舞台映像 | ダイジェストなど一部あり |
※2026年11月5日確認。映像・音楽の配信状況や商品の販売状況は、今後変更される可能性があります。
結論:舞台本編を映像で見ることはできませんが、ブロードウェイ版キャストの歌声ならCDや音楽配信で楽しめます。日本公演を含む舞台の雰囲気を映像で確認したいなら、公式YouTubeがおすすめです。
舞台本編の配信・DVDはない
最初に、舞台映像について確認しておきましょう。
日本公演の本編映像はない
東宝が製作する日本版『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、2023年に帝国劇場で初演され、2024年には東京・大阪で再演されました。
しかし、これらの公演を収録した公式DVD・Blu-rayは発売されていません。
また、当時、動画配信サービスでライブ配信されたこともありません。
東宝の舞台では『エリザベート』や『モーツァルト!』など、一部の作品がライブ配信(その後期間限定でアーカイブ配信)されることがありますが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、配信されませんでした。
2023年や2024年の公演を最初から最後まで自宅で見たいと思っても、見ることはできません。
ブロードウェイ版などの海外公演についても、舞台本編を丸ごと視聴できる公式配信やDVD・Blu-rayは存在しません。
海外版のトレーラーや一部の歌唱映像は公開されていますが、もちろん本編すべてではありません。
今後、本国版の映像商品が発売される可能性までは否定できませんが、現時点では本国版・日本版ともに、舞台本編を映像で楽しむことはできません。
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日本版CDも発売されていない
映像だけでなく、日本キャストによるサウンドトラックCDもありません。
2023年・2024年の日本公演では、平原綾香さん、望海風斗さん、井上芳雄さん、甲斐翔真さんらが主要キャストとして出演しました。
日本公演は英語の楽曲を日本語訳詞で歌うことが特徴で、松任谷由実、KREVA、UAなど、多彩なアーティストが訳詞に参加しています。
日本語で歌われる「Your Song」や「Come What May」をCDでも聴きたいところですが、残念ながら日本キャスト版の公式アルバムはありません。
映画版のDVDとは別物
『ムーラン・ルージュ』のDVDや配信作品を探すと、2001年公開の映画が見つかります。
こちらはバズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマンとユアン・マクレガー主演の映画です。
舞台ミュージカルはこの映画を原作としていますが、舞台版では新しい楽曲が追加され、登場人物や物語の描き方も変更されています。
映画を見れば物語の予習はできますが、舞台版の歌唱や演出とは違ってきます。
映画の配信先を知りたい方は、別記事の映画『ムーラン・ルージュ』の配信・レンタル・DVD情報をご覧ください。
また、映画と舞台でどこが変わったのかは、映画とミュージカル版の違いを比較した記事で紹介しています。
ブロードウェイ版OSTはCDがある
映像や日本キャストのCDはありませんが、舞台版の音楽を楽しみたい方には、ブロードウェイ版オリジナル・サウンド・トラック(OST)があります。
私も普段から聴いているアルバムです。
オリジナルキャストの録音盤
アルバムのタイトルは、『Moulin Rouge! The Musical (Original Broadway Cast Recording)』です。
2019年に発売されたブロードウェイ版のオリジナル・キャスト・レコーディングで、クリスチャン役のアーロン・トヴェイト、サティーン役のカレン・オリヴォらが歌っています。
収録内容は全19トラック、再生時間は約70分。
劇中のすべての音楽を完全収録したものではありませんが、作品を代表するナンバーや、複数の楽曲を組み合わせたメドレーを楽しめる一枚です。
オリジナルの洋楽をそのまま集めたコンピレーションアルバムではなく、舞台のキャストが劇中の編曲で歌っているのが大きなポイント。
映画版のサウンドトラックとも異なる、ミュージカル版ならではのアルバムになっています。
CDだけでなくアナログレコードでも発売されており、米国のブロードウェイ・キャスト・アルバムチャートでは1位を記録。
グラミー賞にもノミネートされました。
CDを手元に残したい方は、ブロードウェイ版オリジナル・キャストCDを探してみてください。
海外盤のため、販売店によって価格や在庫、取り寄せ状況は異なります。
映画版のサントラや、タイトルが似ている別の商品と間違えないように、購入する際は商品名に「Original Broadway Cast Recording」と書かれているか確認しましょう。
(出典:『Moulin Rouge! The Musical』オリジナル・キャスト・アルバム公式サイト)
音楽配信サービスでも聴ける
CDを購入しなくても、ブロードウェイ版OSTは音楽配信サービスで楽しめます。
私が確認しているのは、Amazon Music UnlimitedとYouTube Musicです。
また、アルバム公式サイトではApple Music、Spotify、Deezerなども案内されています。
| 音楽サービス | アルバム配信 |
|---|---|
| Amazon Music | あり |
| YouTube Music | あり |
| Apple Music | あり |
| Spotify | あり |
| Deezer | あり |
※2026年11月確認。聴取できる範囲や広告の有無、オフライン再生などの条件は、各サービスのプランや利用地域によって異なります。
すでに利用している音楽サブスクがあるなら、まずはそこで検索するのがおすすめです。
検索するときは「Moulin Rouge! The Musical」だけでも見つかりますが、「Original Broadway Cast Recording」まで入力すると、映画のサントラと区別しやすくなります。
私はサブスクなら、曲を選ばずアルバムを最初から流しておく聴き方が好きです。
音楽だけでも作品のテンションが伝わってきますし、観劇したときの記憶がふと蘇ることもあります。
私がおすすめしたい収録曲
ブロードウェイ版OSTには有名曲がたくさん収録されていますが、まず代表的な曲を聴いてみたいという方には、次のナンバーをおすすめします。
- Welcome to the Moulin Rouge!:ムーラン・ルージュの華やかな世界へ一気に引き込むオープニング
- The Sparkling Diamond:サティーンの登場を彩る、豪華なマッシュアップナンバー
- Backstage Romance:ダンスと音楽の勢いを感じられる、舞台版らしい一曲
- Crazy Rolling:複数の名曲が重なり合う、ドラマチックなナンバー
- Come What May:サティーンとクリスチャンの愛を象徴する楽曲
特に「Welcome to the Moulin Rouge!」は、これから派手なショーが始まるという高揚感があって、聴くたびに楽しいです。
「The Sparkling Diamond」もいいですね。サティーンという存在の華やかさが、音楽だけでも十分に伝わってきます。
そして「Backstage Romance」。この作品ならではの楽曲のつなぎ方が面白く、ダンスが目に浮かぶナンバーです。
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、既存のポップスやロックを大胆に組み合わせるジュークボックス・ミュージカル。
原曲を知っていると「この曲をここで使うのか!」という驚きがありますし、知らなくても一つのミュージカルナンバーとして楽しめます。
舞台版で使われる曲や原曲について詳しく知りたい方は、ムーランルージュの曲一覧|映画・舞台の名曲と原曲を徹底解説も参考にしてください。
禁断のワンポイントアドバイス
公式YouTubeで舞台映像を楽しむ
舞台本編のDVD・Blu-rayや配信はありませんが、公式YouTubeでは実際の舞台の様子を少し見ることができます。
日本公演の舞台映像も公開中
本国公式YouTubeチャンネル「Moulin Rouge! The Musical」では、日本公演を収録した舞台映像も公開されています。
短い映像ですが、日本キャストによる歌唱や華やかな衣裳、ダンス、舞台の雰囲気を楽しめます。
また、東宝演劇公式YouTubeの方では、これまでのカーテンコールの映像も公開されています。
いずれも舞台本編の全編配信ではありませんが、実際の日本公演の様子を知ることができる貴重な公式映像です。
公式YouTubeの映像もおすすめ
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』本国の公式YouTubeチャンネルでは、ブロードウェイだけでなく、ロンドン、オーストラリア、北米ツアーなどさまざまなカンパニーの映像を公開しています。
ブロードウェイ版のトレーラーをはじめ、「Come What May」のパフォーマンス映像、稽古風景、周年記念の映像などが楽しめます。
本国キャストの歌声や、ダイナミックなダンス、豪華な舞台装置を映像で見られるのは嬉しいですね。
ただし、こちらも舞台本編の全編配信ではありません。
あくまでも公式に公開されているトレーラーやパフォーマンス映像です。
私が劇場で感じた舞台版の魅力
ここからは、実際に日本公演を2回観た私の感想を少しだけ紹介します。
なぜ舞台版は映像や音源だけでは代わりにならないのか。
その理由は、劇場全体を使った世界観にあります。
ロビーから別世界に変わる
2023年の帝国劇場公演では、劇場に入った瞬間から驚かされました。
ロビーは真っ赤な照明で彩られ、巨大な装飾があちこちに設置されていました。
しかも、普段の劇場ではあまり聴かないようなクラブ系の音楽が流れていたんです。
化粧室までスローテンポのクラブミュージックが大きな音で流れていて、いつもの帝劇とはまったく違う雰囲気でした。

2023年の帝国劇場ロビー。赤い照明と華やかな装飾で、いつもの劇場とはまったく違う世界になっていました
客席へ入ると、今度は豪華な舞台装置が目に飛び込んできます。
赤い風車、巨大な象、ハート型の装飾。開演前から、観客をムーラン・ルージュの世界へ引き込む仕掛けがいっぱいです。
私はこのときB席の2階最後列から観劇しました。
かなり後方の座席でしたが、舞台全体を見渡せるので、大勢のダンサーがつくる光景や照明の変化を存分に楽しめました。
そして2024年9月の梅田芸術劇場メインホールでも、あの赤い世界観は健在。
いつもの梅芸が、ムーラン・ルージュの華やかな劇場へと変わっていたことを覚えています。
物語より音楽に魅了された
実は私、この作品の物語そのものには、それほどハマっていません。
映画版も観ましたが、ストーリーだけなら正直そこまで好きではないんです。
それでも舞台版には圧倒されました。
既存のヒット曲が次々に登場し、豪華な衣裳をまとったキャストが歌い踊る。
特に印象に残っているのが、作品終盤のナンバーです。
会場全体がコール&レスポンスのように盛り上がり、音楽の力で劇場が一体になっていく感覚がありました。
私がブロードウェイ版OSTを気に入っているのも、この観劇体験と無関係ではありません。
音楽を聴くと、ステージの赤い照明やダンサーたちの動きが自然と浮かんできます。
2023年も2024年も、サティーンは平原綾香さん、クリスチャンは井上芳雄さんでした。
これは狙って取ったわけではなく、たまたま同じ組み合わせになったんです。
お二人の歌唱はもちろん素晴らしかったですが、それに加えて舞台装置や群舞、劇場全体の空気が印象に残っています。
だからこそ、音源で曲を楽しむのと、劇場で作品全体を体感するのは別の魅力だと思うんです。
OSTを聴いて作品に興味を持った方には、ぜひ生の舞台も体験してほしいですね。
2027年は劇場で楽しもう
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、2027年夏に日本での再演が決定しています。
会場は東京のEXシアター有明です。
2023年・2024年の東京公演は帝国劇場でしたが、今回は新しい劇場での上演となります。
2027年版はキャストも新たな顔ぶれが加わり、サティーン役には平原綾香さんと愛希れいかさん、クリスチャン役には甲斐翔真さん、小林唯さん、水江建太さんが出演予定です。
さらに、サンティアゴ役には高橋大輔さんと中井智彦さんがキャスティングされています。
高橋大輔さんの出演は、私もめちゃくちゃ楽しみです。
また、これまでに『ミス・サイゴン』や『エリザベート』などで観てきた甲斐翔真さんのクリスチャンもぜひ見てみたいですし、新たに加わる小林唯さんにも期待しています。
2027年公演の日程・チケット情報やキャストについては、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2027年公演情報で紹介しています。
映像では味わえない、あの真っ赤な世界。
初めて観る方はもちろん、過去の公演を観た方も、新しいキャストによる舞台を楽しんでみてはいかがでしょうか。
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』配信・DVD・CDのよくある質問(FAQ)
Q1. 舞台版はNetflixやAmazon Prime Videoで配信されていますか?
A. 『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の舞台を収録した映像作品はそもそも存在しません。Netflixなどで見つかる2001年公開の映画『ムーラン・ルージュ』は、舞台版とは別作品です。
Q2. 日本公演のDVD・Blu-rayは発売されていますか?
A. 2023年・2024年の日本公演を収録した公式DVD・Blu-rayは存在せず、発売されていません。
Q3. 平原綾香や井上芳雄の歌うCDはありますか?
A. 『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の日本キャスト版公式CDは発売されていません。ブロードウェイ版のCDはありますが、日本キャストの歌唱を収録したものではありません。
Q4. サントラはSpotifyやYouTube Musicでも聴けますか?
A. はい。ブロードウェイ版オリジナル・キャスト・レコーディングが配信されています。Amazon MusicやApple Musicなどでも聴けますが、利用条件はサービスごとに確認してください。
Q5. 日本キャストの舞台映像を無料で見る方法はありますか?
A. 公式YouTubeで、日本公演の短い舞台映像が公開されています。本編全体を視聴することはできませんが、日本キャストの歌唱や舞台の雰囲気を知ることができます。また、東宝演劇の公式YouTube「TohoChannel」では、過去公演のカーテンコール映像も公開されています。
まとめ|音楽を聴いて劇場へ行こう
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の映像配信・DVD・CDについて紹介しました。
最後に、現在の状況をもう一度確認しておきます。
- 舞台本編の公式動画配信はなし
- 舞台版DVD・Blu-rayはなし
- 日本キャストによる公式CDはなし
- ブロードウェイ版OSTはあり、CD・音楽配信で楽しめる
- 公式YouTubeでは舞台映像を一部視聴できる
私はブロードウェイ版OSTを作業中に流していますが、聴くたびに帝国劇場や梅田芸術劇場で観た華やかな舞台を思い出します。
音楽だけでも十分に楽しい作品です。
ただ、あの豪華な装置、照明、ダンス、そして劇場全体が真っ赤なムーラン・ルージュに変わる感覚は、やはり実際に観てこそ味わえるもの。
2027年には日本公演も控えています。
まずはブロードウェイ版OSTや公式YouTubeで作品の雰囲気に触れて、気になったらぜひ劇場へ足を運んでみてください。
私も、次はどんな『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』
を見せてもらえるのか、楽しみにしています!


