こんにちは、禁断劇場の禁断です。
劇団四季のミュージカル『マンマ・ミーア!』が、2026年10月4日から広島・上野学園ホールで開幕します。
私が『マンマ・ミーア!』を初めて見たのは2007年の大阪公演。実はそれまで、かなり長いこと食わず嫌いをしていました。
私は『オペラ座の怪人』のような重厚な作品が大好きなので、「マンマ・ミーア!って、なんだかハッピーハッピーしていそうだな」と、なかなか食指が動かなかったんですね。
それで大阪公演も千秋楽が近づいてから、「もうすぐ終わるし、1回ぐらいは見ておくか」と大阪四季劇場へ。
ところが、初マンマはある意味で衝撃でした。
ABBAの名曲が次から次へと流れ、劇場いっぱいに音楽が響く。その高揚感がものすごかったんです。
一方、ストーリーについては初見で「なんじゃこりゃ」と思ったのも事実。
それでも不思議とまた見たくなり、大阪公演が終わるまでに駆け込みで3回ほど見ました。
それから名古屋、広島、京都、再び名古屋へ。気がつけば私もずいぶん長く、この作品を追いかけています。
今回の広島公演は2026年10月4日から11月23日まで。約7週間だけの期間限定公演です。
この記事ではチケット料金や予約方法、上演時間、グッズなどの実用情報に加えて、2007年から『マンマ・ミーア!』を見てきた私自身の体験も交えながら紹介します。
記事のポイント
- 広島公演の日程と上野学園ホールへのアクセス
- チケット料金と予約方法、席を選ぶポイント
- 約2時間35分の上演時間とグッズ情報
- 2007年大阪から見てきた私のマンマ観劇記
広島公演の日程と会場
まずは2026年の劇団四季『マンマ・ミーア!』広島公演について、公演期間と会場を確認しておきましょう。
今回は長期ロングランではなく、約7週間の期間限定公演です。
公演期間は10月4日から
広島公演は、2026年10月4日(日)から11月23日(月・祝)まで上演されます。
『マンマ・ミーア!』広島公演
公演期間:2026年10月4日(日)~11月23日(月・祝)
会場:上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール)
上演時間:約2時間35分(休憩を含む)
2026年9月17日現在、11月23日の千秋楽公演分まで発売されています。
公演日は毎日ではなく休演日もあります。
また、昼公演だけの日、昼夜2公演の日がありますので、自分が行ける日を先に確認してから座席を探すと分かりやすいですよ。
最新の日程と残席は、劇団四季「マンマ・ミーア! 広島」公演情報で確認できます。(出典:劇団四季『マンマ・ミーア! 広島』公演情報)
空席状況は変動します。特に期間限定公演は「もう少し後で決めよう」と思っているうちに、希望する日や席種が選びにくくなることもあります。
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会場は上野学園ホール
会場となる上野学園ホールは、広島市中区白島北町19-1にあります。
アストラムライン「白島」駅の西出口から徒歩約2分。JRを使う場合は「新白島」駅から徒歩約7分です。
広島駅から向かう場合は、徒歩で移動するよりJRやバスなどの公共交通機関を利用するのが分かりやすいでしょう。
そして私は、この建物にちょっとした思い入れがあります。
2010年5月26日、当時のALSOKホール、現在の上野学園ホールで上演された『マンマ・ミーア!』を観劇しました。
つまり今回、16年ぶりに同じ建物へ『マンマ・ミーア!』が帰ってくることになります。

2010年の『マンマ・ミーア!』広島公演。当時はALSOKホールという名称だった現在の上野学園ホール。
2階席を選ぶ方は注意してください。上野学園ホールの2階席へ上がるエレベーター、エスカレーターはなく、階段のみです。足腰に不安がある方や階段の利用が難しい方は、チケットを取る前に1階席を含めて検討したほうが安心です。
広島公演のチケット料金
『マンマ・ミーア!』広島公演にはS1・S2・A1・A2・B・C席があり、さらに公演日によってピーク、レギュラー、バリューの料金区分があります。
同じ席種でも日によって値段が変わるので、ここは最初に見ておきたいところです。
S席からC席までの料金
2026年広島公演の一般料金と「四季の会」会員料金は次のとおりです。すべて消費税込み。
| 席種 | ピーク | レギュラー | バリュー |
|---|---|---|---|
| S1・S2一般 | 14,500円 | 13,000円 | 12,000円 |
| S1・S2会員 | 13,500円 | 12,000円 | 11,000円 |
| A1・A2 | 11,000円 | 10,000円 | 9,500円 |
| B | 9,000円 | 8,000円 | 7,500円 |
| C | 6,000円 | 5,000円 | 4,500円 |
最も安いのはバリュー料金のC席で4,500円。S1・S2席のピーク一般料金は14,500円ですから、選ぶ日と席種によってかなり差があります。
私なら「とにかく前で見たいのか」「まず作品を一度見てみたいのか」を決めます。
初めての『マンマ・ミーア!』だから良い席でたっぷり楽しみたいならS席。
予算を抑えながら作品全体を楽しみたいならB席やC席も候補になるでしょう。
チケット予約は公式Webが便利
広島公演のチケットは、SHIKI ON-LINE TICKETのほか、「四季の会」会員向け自動予約、劇団四季専用劇場の窓口、チケットぴあ、ローソンチケットなどで取り扱われています。
初めて劇団四季を見る方なら、私は座席位置を画面で確認しながら選べる公式Webが分かりやすいと思います。
なお、「四季の会」に入っていなくても劇団四季のチケットは購入できます。無料の劇団四季idでもオンライン予約が可能です。
購入方法の違いやQRチケットについては、劇団四季チケットの取り方と予約方法で詳しく解説しています。
劇団四季のチケットは、予約成立後に購入者都合で日程や座席を自由に変更したり、キャンセルして払い戻してもらったりすることは原則できません。短期公演だからと焦りすぎず、日程を確認したうえで予約してください。
短期公演は日程を先に決める
2026年の広島公演は10月4日から11月23日までなので、「いつか行こう」と考えられる期間はそれほど長くありません。
ロングランなら「今月が無理なら来月」という選択ができますが、期間限定公演では千秋楽が来れば終わりです。
そのため、少しでも行く可能性があるなら、まず公式サイトのカレンダーを開いて行ける日と残っている席を確認する。
そのうえで予算と見え方のどちらを優先するか決めるのがおすすめです。
禁断のワンポイントアドバイス
上演時間は約2時間35分
遠征や終演後の食事、新幹線の時間を考えるうえで気になるのが上演時間です。
広島公演は休憩を含めて約2時間35分が予定されています。
休憩を含む2幕構成
『マンマ・ミーア!』は2幕構成で、途中に休憩があります。劇団四季の案内では、休憩を含めた上演時間は約2時間35分です。
例えば13時開演なら、単純計算では15時35分ごろが終演の目安になります。
ただし、カーテンコールや当日の進行によって実際の終了時刻が前後することはあります。
しかも『マンマ・ミーア!』の場合、私は本編が終わったからといって急いで席を立ってほしくないんです。
この作品はカーテンコールまで含めて『マンマ・ミーア!』。最後にもうひと盛り上がり待っています。
終演後の予定に余裕を持つ
遠方から広島へ行く方は、終演予定時刻ぴったりの移動計画は避けたほうがいいでしょう。
カーテンコールを最後まで楽しみ、混雑した客席から退場し、白島駅や新白島駅へ移動する時間も必要です。
特に千秋楽近くや土日祝日はロビーや出口が混みやすくなります。
新幹線で帰る場合は、少し余裕を持った列車を選んでおくと、最後まで気兼ねなく拍手できますよ。
『マンマ・ミーア!』のグッズ
『マンマ・ミーア!』はグッズもかなり華やかです。
青を基調としたものや、作品のモチーフを使ったTシャツ、バッグ、小物など、観劇後につい何か持ち帰りたくなるタイプの作品でもあります。
定番グッズは通販でも買える
2026年9月17日時点では、劇団四季オフィシャルウェブショップで『マンマ・ミーア!』の商品が多数販売されています。
Tシャツ、パーカー、タオル、ポーチ、巾着、クリアファイル、キーホルダー、ステンレスボトル、劇団四季ベアの着せ替えコスチュームなど種類はかなり豊富。
過去の名古屋公演、横浜公演のプログラムも掲載されています。
ただし、劇場売店とウェブショップでは取り扱う商品が完全に同じとは限りません。
劇団四季グッズを劇場と通販のどちらで買うか迷った場合は、劇団四季グッズの売り場と通販の違いも参考にしてください。
広島限定品は公式発表を確認
2026年9月17日に私が公式サイトとウェブショップを確認した範囲では、今回の広島公演限定グッズについて個別の案内はまだ確認できませんでした。
名古屋公演では公演地限定のアイテムが販売され、横浜公演にも横浜公演のピンズがありました。そのため広島でも何か登場する可能性はありますが、ここは予想で「発売されます」とは書けません。
開幕が近づいたら劇団四季公式のお知らせやウェブショップを確認するのが確実です。
ちなみに、こちらは私が2010年の広島公演で撮ったグッズ売店。当時から『マンマ・ミーア!』らしい青と白で統一された売り場でした。

2010年広島公演の『マンマ・ミーア!』特設売店。現在の商品構成とは異なりますが、当時から作品らしい青と白の売り場でした。
初めてならここを楽しみたい
『マンマ・ミーア!』は、難しい予備知識を入れてから見る必要のある作品ではありません。
ABBAをほとんど知らなくても大丈夫ですし、ミュージカルそのものが初めてでも入りやすい作品だと思います。
ABBAの名曲をたっぷり浴びる
最大の魅力は、やはりABBAの楽曲でしょう。
「マンマ・ミーア!」「ダンシング・クイーン」「チキチータ」「S・O・S」「マネー、マネー、マネー」「勝者が全てを」など、全編にABBAのヒット曲が使われています。
しかも単に有名曲を並べたコンサートではありません。
それぞれの歌詞が登場人物の感情や物語につながるように構成されています。
ABBAの曲を知っている人なら「あ、この曲!」が次々に来ますし、知らない人でもメロディーの耳なじみの良さですんなり入っていけるでしょう。
劇団四季『マンマ・ミーア!』作品紹介でも、作品の物語や使用される楽曲が紹介されています。(出典:劇団四季『マンマ・ミーア!』作品紹介)
物語は少しへんてこで楽しい
物語の舞台は、ギリシャ・エーゲ海に浮かぶ小さな島。
結婚式を控えた娘ソフィが、母ドナの日記から自分の父親かもしれない男性を3人見つけ、母には内緒で全員を結婚式へ招待してしまうところから騒動が始まります。
初めて見た2007年の私は、ここで正直「なんじゃこりゃ」と思いました。
父親候補を3人まとめて呼ぶという時点で、かなり豪快なお話です。リアリティーを突き詰めて見る作品ではないかなと思います。
でも何度か見るうちに、この少しへんてこな設定だからこそ、親子、友情、昔の恋、これからの人生という話を重くしすぎず描けるんだと感じるようになりました。
笑って、ちょっとしんみりして、最後には「まあいいか、人生楽しもう」と思わせてくれる。
そこが『マンマ・ミーア!』のいいところです。
カーテンコールまで楽しむ
そして絶対に外せないのがカーテンコール。
本編が終わったあと、劇場の空気はミュージカルからライブ会場のような雰囲気へ一気に変わります。
現在の劇団四季では、カーテンコールで披露される「ダンシング・クイーン」の振付講座を公式YouTubeで公開しています。
事前に振付を覚えておけば、初めて『マンマ・ミーア!』を見る方でもカーテンコールに参加しやすいですよ。
もちろん、立ったり踊ったりしなければいけないわけではありません。
座ったまま拍手して楽しんでもいいですし、手の動きだけ真似するのでも全然大丈夫です。
ただ、踊ってみたいなら事前にこの動画を一度見ておくと、楽しさはかなり増すと思います。
今ではすっかり定着していますが、2007年の大阪公演当時は少し事情が違いました。
私の記憶では、客席扉のところに「本公演にはカーテンコールでスタンディングを促す演出がございます。ご了承ください」といった趣旨の案内まで置かれていました。
日本初演からまだ数年。盛り上がり方を知っているリピーターと、普通にミュージカルを見に来たお客さんとの間で、カーテンコールのスタンディングをめぐって戸惑いが生じることもあった時代だったんですね。
今となっては懐かしい話です。
禁断のワンポイントアドバイス
私はロンドンでも『マンマ・ミーア!』を見たことがあります。

2010年に撮影されたロンドンのプリンス・オブ・ウェールズ劇場外観と『マンマ・ミーア!』の看板
そのカーテンコールで、いつもの劇団四季版の振付で踊っていたら、ドナ役の俳優さんがこちらを見て、何度もアイコンタクトしてくれたのが忘れられません。
少なくとも私が見たロンドン公演では、日本のように観客が同じ振付を覚えている雰囲気ではなかったので、「なんであの人、振付知ってるの?」と思われたのかもしれませんね。
私と『マンマ・ミーア!』の19年
ここからは少し個人的な話です。今回の広島公演を紹介するなら、2007年から見てきた『マンマ・ミーア!』の記憶も残しておきたいと思います。
2007年大阪で受けた衝撃
私の初『マンマ・ミーア!』は2007年、大阪四季劇場でした。
もう大阪公演の千秋楽がかなり近づいていた頃です。『オペラ座の怪人』好きの私は、明るそうな作品というだけで勝手に避けていました。
ところが劇場に入って、まず驚いたのがサウンドの迫力でした。
当時の大阪四季劇場には、私がそれまで四季で見た記憶のない真っ白なスピーカーが何段にも積まれていました。そして音が鳴った瞬間、とにかくすごかった。
ただ単に大きな音という感じではなく、ABBAの音楽に客席全体が包まれる感覚。身体に音が飛び込んでくるような勢いがありました。
当時、公式の説明だったと記憶していますが、本国プロダクション指定の機材を使用しているという話もありました。
後に見た映像では、海外クリエイティブスタッフが音響を細かく確認している様子もあり、「この作品はサウンドそのものをかなり大切にしているんだな」と感じたものです。
なお、この機材については現在確認できる公式資料を手元に残しているわけではないので、ここはあくまで当時の私の記憶です。
その一方、ストーリーを初めて見た感想は、正直「なんじゃこりゃ」でした。
それでも、あれだけのABBAサウンドを劇場で浴びられる気持ちよさには完全に負けました。
結局「1回ぐらい見ておくか」だったはずが、千秋楽までに3回ほど駆け込み観劇。
見事に食わず嫌いを撤回することになります。
2008年名古屋でも再び
その後、2008年には新名古屋ミュージカル劇場でも1~2回見ています。
この頃までは大阪公演で見たものと同系統の白いスピーカーが使われていた記憶があり、音の印象もかなりパワフルでした。
作品に慣れてくると、最初は「へんてこ」と思ったストーリーにも愛着が湧いてきます。
ドナ、ターニャ、ロージーの3人を見ているだけでも楽しいし、カーテンコールで客席全体が一気に弾ける瞬間は、ほかの劇団四季作品とはかなり違う体験でした。
2010年広島で感じた変化
そして2010年5月26日。私は広島県立文化芸術ホール、当時のALSOKホールへ『マンマ・ミーア!』を見に来ました。

「ついに広島へ!」の文字が印象的だった2010年広島公演。当時のALSOKホールは現在の上野学園ホールです。
ここで、私には一つ大きな変化がありました。
私の耳には、それまで大阪や名古屋で感じていたものより、音楽の出方がかなり控えめになったように感じたんです。
スピーカーも、それまで見ていた白いタイプではありませんでした。
もちろん会場が違えば音響条件も違いますし、台詞をより聞き取りやすくするためだったのか、制作上の方針だったのか、私には分かりません。
なので、その理由を断定するつもりはありません。
ただ、私は『マンマ・ミーア!』に「ABBAの音楽をたっぷり浴びる感覚」を求めていたので、少し寂しく感じました。
この頃から、ほかの四季作品でも個人的に似た印象を持つ機会があり、私自身の劇場通いの頻度が少し落ちた時期もあります。
チケット代を払って劇場へ行くなら、舞台の世界にどっぷり入り、音楽を全身で受け止め、その余韻を持って帰りたい。これは今でも変わらない私の観劇スタイルです。
2021年京都で救われた時間
次によく通ったのが、コロナ禍の2021年京都公演です。
外出そのものを控える日々が続いていた時期。
そんな中で劇場へ行き、あれだけ明るく、最後にはみんなで盛り上がれる『マンマ・ミーア!』を見られたことには、以前とは少し違うありがたさがありました。
音響については、私の好みからするとまだ控えめに感じる部分がありましたが、それ以上に「劇場で生のミュージカルを見られる」ということ自体がうれしかったんですね。
当時はまだC席が3,000円台で買えました。
そこで活躍したのが5倍双眼鏡です。
舞台全体は肉眼で見ながら、ドナやソフィたちの表情を見たいところだけ双眼鏡を上げる。
この見方で何度も楽しみました。
2025年名古屋で感じた復活
そして直近で見たのが、2025年10月の名古屋公演です。
名駅南にあった旧・名古屋四季劇場で最後に上演された作品が『マンマ・ミーア!』でした。
公演自体は2026年2月23日まで続きましたが、私は開幕した2025年10月に1回だけ観劇。劇場とのお別れも兼ねた観劇でした。
この公演では、2002年の日本初演以来23年ぶりに海外クリエイティブスタッフが直接指揮する来日稽古が行われ、台詞や振付も時代に合わせてアップデートされています。
そして幕が開いて、私はすぐに「あれ?」と思いました。
サウンドの印象が明らかに良くなっていたんです。
2007年大阪公演で感じた、あの圧倒されるほどの音とは少し違います。それでも十分な音量があり、音楽が劇場内にしっかり響いてくる。
「あぁ、ようやく『マンマ・ミーア!』が戻ってきたんだな」
私はそんな気持ちになりました。
これは音響機器の仕様や制作方針を分析した話ではなく、あくまで長年見てきた一観客としての感想です。
でも私にとっては、それくらいうれしい変化でした。

旧・名古屋四季劇場のファイナル演目として上演された2025~2026年『マンマ・ミーア!』名古屋公演。
その後の横浜公演は私は見に行っていません。
なので、2026年広島公演がどのような音になるのかについては、実際に聞いていない以上「こうなる」とは言えません。
今回の広島でどんな響きになるのか、そこも私自身かなり気になっています。
広島でどの席を選ぶか
『マンマ・ミーア!』は俳優の表情も見たい作品ですが、ダンスや群舞、舞台全体の色彩も楽しみたい作品です。
そのため、必ずしも前方席だけが正解とは限りません。
予算優先ならB席やC席
初めてだから一番良い席で見たいなら、もちろんS席は分かりやすい選択です。
一方、「ちょっと見てみたい」「ABBAが好きなので一度体験したい」という人なら、B席やC席から入るのも十分ありでしょう。
バリュー日のC席なら4,500円です。S席と比べると舞台からは離れますが、そのぶん客席全体の盛り上がりやダンスのフォーメーションを広く見られます。
ただし、上野学園ホールの2階席は階段移動になります。この点は料金だけで決めず、自分や同行者の体調も含めて選んでください。
後方席なら5倍双眼鏡
私は後方席や2階席なら双眼鏡を持っていきます。
『マンマ・ミーア!』の場合、ずっと俳優一人をアップで追うより、舞台全体を肉眼で見ながら、ドナやソフィの表情を見たい場面だけ双眼鏡へ切り替える見方が合っています。
そのため、私は高倍率より5倍双眼鏡をよく使います。
視野を広く取りやすいので、複数の俳優が一緒に動く場面でも追いやすく、カーテンコールのように舞台全体が動くシーンでも扱いやすいんです。
私が使っているヒノデA6やサイトロンSAFARIなどは、観劇用の5倍双眼鏡がおすすめの理由で実機を比較しています。
禁断のワンポイントアドバイス
初観劇におすすめしたい理由
私は『オペラ座の怪人』や『レ・ミゼラブル』のような重厚な作品が大好きです。
そんな私が長年『マンマ・ミーア!』を見続けているのですから、最初の食わず嫌いは完全に間違っていました。
ミュージカル初心者も楽しい
初めて劇団四季を見る人にも、『マンマ・ミーア!』はかなり入りやすい作品です。
話の筋は難しくありません。歴史的背景を調べておく必要もないですし、予習しないと理解できない特殊な世界観もありません。
何より、音楽が楽しい。
たとえ曲名を知らなくても「この曲、どこかで聞いたことがある」と感じるABBAナンバーが次々に登場します。
そして本編では笑い、親子の場面では少し胸が熱くなり、最後は思い切り盛り上がる。
ミュージカルを初めて見る人に「劇場って楽しい場所なんだ」と感じてもらいやすい作品だと思います。
大人の親子観劇にも合う
もう一つ、個人的におすすめしたいのが大人になった子どもと親との観劇です。
『マンマ・ミーア!』の中心にあるのは、結婚を控えた娘ソフィと、女手一つで娘を育ててきた母ドナの関係です。
子どもの立場で見るとソフィに共感するし、親の立場で見るとドナの気持ちが刺さる。
若い頃に見たときと、年月がたってから見たときで見え方が変わる作品でもあります。
私自身、1985年の『キャッツ』大阪初演も、1988年の『オペラ座の怪人』大阪初演も母に連れていってもらいました。
子どもの頃に親と劇場へ行った記憶というのは、思った以上に長く残ります。
そして大人になった子どもが、今度は親を劇場へ連れていく。
『マンマ・ミーア!』は、そんな観劇にも似合う作品だと思うんです。
当日の持ち物や飲み物などが気になる方は、劇団四季の持ち物と飲食ガイドもあわせて確認してください。
よくある質問
最後に、2026年『マンマ・ミーア!』広島公演について、初めて行く方が気になりやすい点をまとめます。
『マンマ・ミーア!』広島のFAQ
Q1. 広島公演はいつからいつまでですか?
A. 2026年10月4日(日)から11月23日(月・祝)まで、上野学園ホールで上演されます。約7週間の期間限定公演です。公演日と開演時間は日によって異なるので、予約前に劇団四季公式サイトで確認してください。
Q2. 上演時間は何時間ですか?
A. 上演時間は休憩を含めて約2時間35分です。カーテンコールや当日の進行によって実際の終了時刻が前後することがあるため、終演後の交通機関には余裕を持たせておくと安心です。
Q3. チケットはいくらですか?
A. 公演日と席種で異なります。一般料金では、C席4,500~6,000円、B席7,500~9,000円、A1・A2席9,500~11,000円、S1・S2席12,000~14,500円です。S1・S2には「四季の会」会員料金もあります。料金は変更される可能性があるため、購入時は公式サイトの表示を確認してください。
Q4. 『マンマ・ミーア!』のグッズは通販でも買えますか?
A. 劇団四季オフィシャルウェブショップでも『マンマ・ミーア!』のグッズが販売されています。ただし、劇場と通販では取り扱い商品が異なる場合があります。2026年9月17日に確認した時点では、広島公演限定商品の個別案内は確認できていないため、開幕前後に公式情報をチェックしてください。
Q5. カーテンコールでは踊らないといけませんか?
A. 踊ることは義務ではありません。客席と舞台が一緒に盛り上がれるのが『マンマ・ミーア!』の魅力ですが、座ったまま拍手して楽しんでも大丈夫です。踊ってみたい方は、劇団四季公式の「ダンシング・クイーン」振付講座を事前に見ておくと参加しやすいですよ。
『マンマ・ミーア!』広島まとめ
2026年の劇団四季『マンマ・ミーア!』広島公演について、最後にポイントをまとめます。
- 公演期間は2026年10月4日から11月23日まで
- 会場は広島市中区の上野学園ホール
- アストラムライン白島駅からすぐ
- 上演時間は休憩を含めて約2時間35分
- チケットはC席4,500円からS席14,500円まで
- 公演日によってピーク・レギュラー・バリュー料金がある
- 2階席へはエレベーターやエスカレーターがない
- カーテンコールまで含めて楽しみたい作品
2007年、「ハッピーすぎる作品は自分には合わないだろう」と勝手に決めつけていた私が、気づけば大阪、名古屋、広島、京都と何度も見てきました。
ストーリーは今見ても、やっぱり少しへんてこです。
でも、それでいいんです。
ABBAの音楽を浴びて、笑って、親子の場面に少し胸をつかまれて、最後には客席みんなで盛り上がる。
カーテンコールを終えて劇場を出る人たちの表情は、いつもとても楽しそうです。
私自身も、何度見ても「楽しかった!」と心から思えます。
『マンマ・ミーア!』は、そんなふうに人を笑顔に、ハッピーにしてくれるミュージカルです。
特に劇団四季を初めて見る方、ミュージカル初心者の方、そして大人になった子どもと親で何か一緒に見たい方には、ぜひ候補に入れてほしい作品。
広島公演は11月23日までの期間限定です。行ってみようかなと思っているなら、まずは自分が行ける日の残席を見て、予算と見え方のバランスから席を選んでみてください。
そして当日は、本編だけで帰らず、ぜひ最後のカーテンコールまで。
久しぶりに広島へ帰ってくる『マンマ・ミーア!』が、今度はどんな劇場の空気を作ってくれるのか。私も楽しみにしています。


