日本では劇団四季が上演している、アンドリュー・ロイド=ウェバーとティム・ライスによる”ロック・オペラ” 『ジーザス・クライスト=スーパースター』について、ご案内します。
イエス・キリストの最後の7日間を描いた舞台で、世界はもちろんのこと、日本でも根強い人気を誇る名作舞台です。
さて、劇団四季は2023年の6~7月に「ジャポネスク・バージョン」が10年ぶりに再演。2024年2月には「エルサレム・バージョン」を東京・自由劇場で上演します。
今度のジーザス観劇前に予習や復習として、CDを聴いたりDVDを鑑賞したいという方もいらっしゃると思います。
ですが、なんだかいっぱいあるんですよね。ええ、ジーザスのメディアは出ている種類がとても多いんです!
劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』の上演が決定しました!
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劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』チケット取り方 発売日・料金 エルサレム・バージョン東京・京都・全国
劇団四季のミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』エルサレム・バージョン 東京公演(自由劇場:2024年2月16日(金)~3月24日(日) )、京都公演(京都劇場:2024年4月20日(土 …
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ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』の予習・復習にオススメするメディア5選!
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1:【OST】これを聴いておけばまず間違いなしのCD!:Jesus Christ Superstar (1996) / Revival Cast(ジーザス・クライスト=スーパースター 1996 リバイバルキャスト・レコーディング盤)
ジーザスのCDは色んな種類があって数々聴いてきた中で、私が最も好きなジーザスCDはこの「1996リバイバル・キャスト・レコーディング盤」です!
キャストの超絶歌唱、重厚なサウンドともに大満足のCDとなっています。
現在でも上演されているジーザスの殆どは、この1996年版のアレンジが基となっています。(一方で、劇団四季版は1970年のオリジナル・コンセプト・アルバムがベース)
特にジーザス役のスティーヴ・バラサモがねぇ。めっちゃヒステリック&ハイトーンなジーザスなんですよ。すっごい好みです!
ため息が出るほど超絶ロングトーン&ハイトーンの「ゲッセマネの園」は必聴ですよ!
ジーザス・クライスト=スーパースター1996リバイバルキャスト・レコーディング盤:収録キャスト
ジーザス・クライスト:スティーヴ・バラサモ
イスカリオテのユダ:ズビン・バーラ
マグダラのマリア:ジョアンナ・アンピル
2:【OST】疾走感溢れるライブ盤!ジーザスをサクッと聴きたいならオススメ!:Jesus Christ Superstar 1971 Original Broadway Cast Album(ジーザス・クライスト=スーパースター 1971 オリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤 ハイライト)
ハイライト盤というのが唯一残念な点というか、このCD全編聴かせてください!っていうぐらい好きなのが、この「1971オリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤」です。
特徴はライブ収録であるということ。そしてテンポが速く、全体的に疾走感があります。
音が若干割れ気味ではありますが、それがまたライブっぽくて良いのです。
ピラトの鞭打ちカウントに被せてくる、民衆の「アー!」「アー!」という歓喜の声がいちいちウザカッコいいです。
ジーザスのジェフ・フェンホルトも凄いのですが、このCDでは、ユダのベン・ヴェリーンと、ピラトのバリー・デネンの超絶熱唱が特に聴きどころとなります。
とにかく聴いていてロック!めっちゃカッコいい!と思うのがこのバージョンのCDです。
ジーザス・クライスト=スーパースター 1971 オリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤:収録キャスト
ジーザス・クライスト:ジェフ・フェンホルト
イスカリオテのユダ:ベン・ヴェリーン
マグダラのマリア:イヴォンヌ・エリマン