こんにちは、禁断劇場の禁断です。
ミュージカル『モーツァルト!』は、舞台そのものもいいのですが、私はやっぱりシルヴェスター・リーヴァイの音楽に引っ張られる作品だと思っています。
同じクンツェ&リーヴァイ作品なら、私自身は『エリザベート』のほうに圧倒的にはまっています。
それでも「僕こそ音楽」「影を逃れて」「星から降る金」あたりを聴くと、ついまた『モーツァルト!』を聴きたくなるんですよね。
私が初めて劇場で観たのは2007年12月22日の帝国劇場で、ヴォルフガングは井上芳雄さんでした。
その後は2016年にWOWOWで井上芳雄さん版と山崎育三郎さん版を見て、2021年には山崎育三郎さん回のライブ配信も自宅で視聴しています。
そんな『モーツァルト!』ですが、CDを探すと少し分かりにくいです。
現在も東宝公式で商品情報を確認できる2005年度キャストのCDがある一方、日本初演時には井上芳雄さん版と中川晃教さん版のライヴ盤が別々に作られていました。
さらにウィーン版にも複数のキャストアルバムがあります。
「誰のヴォルフガングを聴きたいか」で選ぶべきCDがかなり変わるということです。
記事のポイント
- 日本版『モーツァルト!』の主な歴代CD
- 井上芳雄版と中川晃教版の日本初演ライヴ盤
- 現在入手しやすい2005年ハイライト盤の収録曲
- ウィーン版CDや別作品との見分け方
『モーツァルト!』の歴代CDを比較
最初に、主な『モーツァルト!』のCDをざっくり比較しておきます。
日本版だけを見ると、現在の東宝公式オンラインストアで確認できるCDは2005年度キャストによる「ハイライト・スタジオ録音盤」です。
ただし、それ以前には2002年日本初演キャストを収録したライヴ盤があり、こちらは井上芳雄さんと中川晃教さんの2バージョンが存在します。
| CD | 主なヴォルフガング | 特徴 | 現在の入手 |
|---|---|---|---|
| 1999年ウィーン初演ハイライト盤 | イングヴェ・ガーソイ=ロムダール | 世界初演キャスト・ドイツ語 | 輸入盤・中古中心 |
| 日本初演ライヴ盤 井上芳雄版 | 井上芳雄 | 2002年日本初演キャスト・2枚組 | 中古中心 |
| 日本初演ライヴ盤 中川晃教版 | 中川晃教 | 2002年日本初演キャスト・2枚組 | 中古中心 |
| 2005年ハイライト・スタジオ録音盤 | 井上芳雄/中川晃教 | 14曲・日本語・スタジオ録音 | 東宝公式で商品情報あり |
| 2015年ウィーン版ライヴ盤 | ウード・カイパース | 2枚組・50曲・ドイツ語 | 輸入盤など |
この中で一番注意したいのが、2002年の日本初演ライヴ盤と2005年のハイライト・スタジオ録音盤は別の商品だということです。
「井上芳雄さんと中川晃教さんが出ている日本版CD」という点では共通していますが、録音方法も収録内容も違います。
現在選びやすいのは2005年盤
これから日本版『モーツァルト!』のCDを1枚買ってみたいなら、まず確認したいのが2005年度キャストによるハイライト・スタジオ録音盤です。
正式な商品名は「『モーツァルト!』ハイライト・スタジオ録音盤CD」。
東宝公式オンラインストアにも商品ページがあり、14曲を収録しています。
(出典:TOHO entertainment ONLINE「『モーツァルト!』ハイライト・スタジオ録音盤CD」)
2005年度キャストをスタジオ録音
このCDは舞台の音声をそのまま収録したライヴ盤ではなく、2005年度キャストによるスタジオ録音です。
ヴォルフガングは井上芳雄さんと中川晃教さんのダブルキャスト。
レオポルトは市村正親さん、コロレド大司教は山口祐一郎さん、ナンネールは高橋由美子さんです。
ヴァルトシュテッテン男爵夫人は久世星佳さん、香寿たつきさん、一路真輝さんが当時トリプルキャストでしたが、CDでは曲によって歌唱者が選ばれています。
私が2007年に観たときも、市村正親さんと山口祐一郎さんが出演していました。
今振り返ると、本当にすごいキャストですよね。
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一人のヴォルフだけを収録していない
ここは購入前にぜひ知っておきたいところです。
2005年盤は「井上芳雄バージョン」「中川晃教バージョン」と分かれているわけではありません。
1枚のCDの中で、井上さんと中川さんがそれぞれ別の曲を歌っています。
例えば「僕こそ音楽」は井上芳雄さん、「残酷な人生」は中川晃教さん。
「影を逃れて」は中川さんで、「何故愛せないの?」は井上さんです。
つまり、二人のヴォルフガングを一度に聴ける反面、「中川晃教さんのヴォルフガングだけを舞台の流れに沿って聴きたい」という用途には向いていません。
そこを求めるなら、後で紹介する日本初演ライヴ盤の中川晃教ヴァージョンを探すことになります。
2005年度キャストのハイライト・スタジオ録音盤CDは、日本版の代表曲をまず聴いてみたい人には選びやすい1枚です。
2005年盤の収録曲一覧
2005年度キャストのハイライト・スタジオ録音盤に収録されている14曲は次の通りです。
| 曲順 | 曲名 | 主な歌唱 |
|---|---|---|
| 1 | 奇跡の子 | 市村正親、アンサンブル |
| 2 | 人は忘れる | 久世星佳 |
| 3 | 僕こそ音楽 | 井上芳雄 |
| 4 | 心を鉄に閉じ込めて | 市村正親 |
| 5 | 残酷な人生 | 中川晃教 |
| 6 | 星から降る金 | 一路真輝 |
| 7 | 終わりのない音楽 | 高橋由美子、市村正親 |
| 8 | 影を逃れて | 中川晃教、アンサンブル |
| 9 | ここはウィーン | 香寿たつき、吉野圭吾、アンサンブル |
| 10 | 愛していれば分かり合える | 井上芳雄、木村佳乃 |
| 11 | ダンスはやめられない | 西田ひかる |
| 12 | 神よ、何故許される | 山口祐一郎 |
| 13 | 何故愛せないの? | 井上芳雄 |
| 14 | モーツァルト! モーツァルト! | 山口祐一郎、久世星佳、アンサンブル |
この選曲を見ると、『モーツァルト!』の主要ナンバーをかなり効率よく押さえられることが分かります。
特に「僕こそ音楽」「星から降る金」「影を逃れて」「ダンスはやめられない」「神よ、何故許される」「何故愛せないの?」といった代表曲がそろっています。
ただし、これはあくまでハイライト盤の収録順です。
実際の舞台ではもっと多くの曲やリプライズがあり、公演年度によって変更された部分もあります。
曲そのものの意味や舞台での位置付けについては、ミュージカル『モーツァルト!』曲一覧|有名曲・曲順・代表曲を解説で詳しくまとめています。
日本初演ライヴ盤は2種類
ミュージカル『モーツァルト!』の日本初演ライヴ盤は、2002年の日本初演キャストを収録したCDです。
こちらには井上芳雄ヴァージョンと中川晃教ヴァージョンがあります。
どちらも2枚組のライヴ盤として発売された商品ですが、現在の東宝公式オンラインストアにはこの日本初演ライヴ盤の商品掲載を確認できません。
中古市場では流通しているものの、在庫や価格の変動が大きく、発売当時の定価を上回る価格で出品されることもあります。
井上芳雄ヴァージョン
井上芳雄さんは2002年の日本初演からヴォルフガングを演じ、2015年1月の大阪公演までこの役を務めました。
その原点になるのが、日本初演ライヴ盤の井上芳雄ヴァージョンです。
2005年のハイライト盤では井上さんが歌う曲は選抜されていますが、日本初演ライヴ盤は2枚組。
井上ヴォルフを中心に、日本初演の舞台の流れをもっと長く追いたい人はこちらのほうが目的に合います。
日本初演当時の主要キャストには、コンスタンツェの松たか子さん、ナンネールの高橋由美子さん、男爵夫人の久世星佳さん、コロレド大司教の山口祐一郎さん、レオポルトの市村正親さんらがいました。
歴代キャスト全体を見比べたい場合は、ミュージカル『モーツァルト!』歴代キャスト|2002年初演から2027年までも参考にしてください。
中川晃教ヴァージョン
そして、中川晃教さんのヴォルフガングをしっかり聴きたいなら、日本初演ライヴ盤の価値はかなり大きいです。
中川さんは2002年の日本初演で井上芳雄さんとダブルキャストを務めました。
2005年のハイライト・スタジオ録音盤にも中川さんは参加していますが、ヴォルフガングとして収録されている代表的な曲は「残酷な人生」「影を逃れて」など一部です。
なので、「中川晃教さんが演じるヴォルフガングをCDでまとまって聴きたい」なら、探すべきなのは2002年日本初演ライヴ盤の中川晃教ヴァージョンになります。
この違いは結構重要ですね。
検索結果では2005年ハイライト盤も一緒に出てくることがありますが、「中川晃教」という名前だけで選ぶと、自分が想像していた内容と違う可能性があります。
現在は中古中心で探す
日本初演ライヴ盤は、2026年10月時点で東宝公式オンラインストアの現行商品としては確認できません。
そのため、現在探す場合は中古CDが中心になります。
日本初演ライヴ盤の井上芳雄ヴァージョン・中川晃教ヴァージョンを探す場合は、商品名だけでなくヴォルフガング役の名前まで確認してください。
中古価格は在庫や商品の状態によってかなり変動します。
初演盤だからといって、どんな価格でも購入したほうがいいというものではありません。
ケース、ディスク、歌詞ブックレットの状態まで確認して納得できるものを選ぶのがいいでしょう。
中川晃教のCDはどれを選ぶ
フォーカスを中川晃教さんに絞ると、選び方はかなり分かりやすくなります。
中川さんのヴォルフガングを中心に聴きたいなら、日本初演ライヴ盤。
井上芳雄さんを含む2005年度の豪華キャストによる代表曲をまとめて聴きたいなら、2005年ハイライト盤です。
| 聴きたい内容 | 向いているCD |
|---|---|
| 中川晃教のヴォルフを中心に聴きたい | 2002年日本初演ライヴ盤 中川晃教ヴァージョン |
| 中川と井上を両方聴きたい | 2005年ハイライト・スタジオ録音盤 |
| 代表曲だけ手軽に聴きたい | 2005年ハイライト・スタジオ録音盤 |
| 日本初演の舞台音源を味わいたい | 2002年日本初演ライヴ盤 |
中川さんは『モーツァルト!』日本初演を語るうえで外せないヴォルフガングです。
だからこそ、中川さんを目当てにするなら「中川さんが参加しているCDか」ではなく、「中川さんのヴォルフガングをどの程度収録しているCDなのか」まで見ることをおすすめします。
禁断のワンポイントアドバイス
ウィーン版CDも選択肢
日本語版だけでなく、オリジナルのウィーン版を聴く方法もあります。
『モーツァルト!』は1999年にウィーンで世界初演された作品です。
1999年世界初演ハイライト盤
世界初演キャストによる「Die Höhepunkte der Welt-Uraufführung」というハイライト盤があります。
ヴォルフガングはイングヴェ・ガーソイ=ロムダール。
コロレド大司教にはウーヴェ・クレーガー、レオポルトにはトーマス・ボルヒャートらが出演しています。
もちろん歌詞はドイツ語です。
日本版で小池修一郎さんが訳詞した「僕こそ音楽」や「星から降る金」と、原語版の響きを聴き比べてみるのも面白いですよ。
2015年版は50曲の2枚組
もう一つ大きいのが、2015年ウィーン再演版のライヴCDです。
ヴォルフガングはウード・カイパース。
レオポルトをトーマス・ボルヒャート、コロレド大司教をマーク・ザイベルト、ヴァルトシュテッテン男爵夫人をアナ・ミルヴァ・ゴメスが演じています。
こちらは2枚組で全50曲。
ハイライトだけではなく、舞台の流れをかなり細かく音でたどれる構成です。
2015年の改訂版で追加されたヴォルフガングとコンスタンツェのデュエット「Wir zwei zusammen」も収録されています。
2015年ウィーン版のライヴ2枚組CDは、「日本語でなくてもいいから作品全体の音楽をたっぷり聴きたい」という人に向いています。
近年の日本キャストCDはあるのか
ここで「山崎育三郎さん、古川雄大さん、京本大我さんのCDはないの?」と思う人もいるでしょう。
2026年10月現在、東宝公式オンラインストアの『モーツァルト!』商品では、CDとして確認できるのは2005年度キャストのハイライト・スタジオ録音盤です。
2014年キャストには井上芳雄さん・山崎育三郎さん、2021年キャストには山崎育三郎さん・古川雄大さんの舞台映像DVD・Blu-rayがありますが、これらはCDではありません。
2024年の古川雄大さん・京本大我さんについても、現在販売されている日本版キャストCDは確認できません。
映像商品やライブ配信の状況については、ミュージカル『モーツァルト!』はどこで見れる?DVD・Blu-ray・配信を解説でまとめています。
2027年は京本大我さん、有澤樟太郎さん、伊藤あさひさんによる日本版初のトリプルキャストですが、この記事作成時点では2027年版CDの発売情報もありません。
公演があるから必ずキャストCDが作られる、とは考えないほうがいいでしょう。
どのCDを選べばいいのか
結局どれを選べばいいのか。
私はまず、聴きたい俳優が決まっているかどうかで考えるのが一番分かりやすいと思います。
初めてなら2005年盤
日本版の代表曲をまず一通り聴きたいなら、2005年ハイライト・スタジオ録音盤が最も分かりやすいです。
14曲なのでボリュームも重すぎず、「僕こそ音楽」「影を逃れて」「星から降る金」など、作品を代表する曲を押さえられます。
井上芳雄さん、中川晃教さん、市村正親さん、山口祐一郎さん、一路真輝さんなど、当時の豪華な歌声を1枚で聴けるのも魅力です。
初演ヴォルフならライヴ盤
一方、井上芳雄さんか中川晃教さんのヴォルフガングを軸に聴きたいなら、日本初演ライヴ盤を探す価値があります。
特に中川さんは、2005年ハイライト盤だけではヴォルフガングとして聴ける曲数が限られます。
中川ヴォルフを求めて検索しているなら、ここは間違えないほうがいいですね。
原語版ならウィーン
日本版をすでに知っているなら、ウィーン版へ広げるのも面白いです。
同じリーヴァイのメロディーでも、日本語訳詞とドイツ語では言葉の乗り方がかなり違います。
私はクンツェ&リーヴァイ作品では『エリザベート』のウィーン版映像もよく見てきましたが、日本版を知ったあとに原語版へ戻ると、「ここはこういう響きだったのか」と気づく瞬間があります。
『モーツァルト!』でも同じ楽しみ方ができます。
サントラと呼んでもいいのか
検索では「ミュージカル モーツァルト サントラ」という言葉もよく使われます。
意味は十分通じますが、東宝公式の商品名は「サウンドトラック」ではなく、ハイライト・スタジオ録音盤CDです。
2002年版については「日本初演ライヴ盤」という名称。
舞台のキャストが劇中歌を歌った音源なので、一般的には「キャストアルバム」「ミュージカルCD」「サントラ」といった言い方で探されることがあります。
商品を探すときは「モーツァルト サントラ」だけよりも、
「モーツァルト! ミュージカル CD 井上芳雄」
「モーツァルト! 日本初演ライヴ盤 中川晃教」
のように作品名と出演者を組み合わせたほうが、目的の盤を見つけやすいでしょう。
『マドモアゼル・モーツァルト』は別作品
CDやサントラを探すときに、もう一つ注意したい作品があります。
音楽座ミュージカルの『マドモアゼル・モーツァルト』です。
こちらもモーツァルトを題材にしたミュージカルですが、クンツェ&リーヴァイ作の『モーツァルト!』とは別作品。
音楽も物語も異なります。
『マドモアゼル・モーツァルト』は小室哲哉さんが音楽を担当した作品として知られています。
クンツェ&リーヴァイ版を探しているなら、タイトル末尾の「!」、あるいは「井上芳雄」「中川晃教」「シルヴェスター・リーヴァイ」といった名前まで確認すると間違いにくいです。
中古CDを買うときの注意点
現在、新品で簡単に買えない日本初演ライヴ盤は、中古市場で探すことになります。
そこで気をつけたいのが、タイトルだけで判断しないことです。
井上版か中川版か確認する
最重要なのはヴォルフガングの名前。
日本初演ライヴ盤には井上芳雄ヴァージョンと中川晃教ヴァージョンがあります。
商品写真が小さい場合でも、商品説明や帯、ジャケットの表記まで確認したほうが安心です。
2枚そろっているか確認する
日本初演ライヴ盤は2枚組です。
中古品の場合は、DISC 1・DISC 2がそろっているか、歌詞ブックレットなど付属品の状態に問題がないかも確認したいところ。
長く販売されてきた商品ではないため、ケースやブックレットに経年劣化があることも考えられます。
中古価格は公式定価とは別物
廃盤や入手困難なCDでは、中古価格が発売当時の定価を大きく上回る場合があります。
ただ、高値だから音源の内容が増えるわけではありません。
まず2005年ハイライト盤で目的を満たせないか確認し、それでも「中川晃教さんの日本初演ヴォルフをもっと聴きたい」と思った段階で初演ライヴ盤を探す、という順番でもいいと思います。
『モーツァルト!』CDのよくある質問(FAQ)
Q1. ミュージカル『モーツァルト!』のCDはありますか?
A. あります。日本版では2002年日本初演キャストのライヴ盤と、2005年度キャストによるハイライト・スタジオ録音盤があります。2026年10月時点で東宝公式オンラインストアの商品情報を確認できるのは2005年ハイライト・スタジオ録音盤です。
Q2. 中川晃教さんの『モーツァルト!』CDはありますか?
A. あります。2002年日本初演ライヴ盤には中川晃教ヴァージョンがあります。また、2005年ハイライト・スタジオ録音盤にも中川さんが参加し、「残酷な人生」「影を逃れて」などを歌っています。中川さんのヴォルフガングを中心に聴きたい場合は日本初演ライヴ盤のほうが目的に合います。
Q3. 日本初演ライヴ盤と2005年盤は同じCDですか?
A. 別の商品です。日本初演ライヴ盤は2002年初演キャストの舞台ライヴ音源を収録した2枚組で、井上芳雄ヴァージョンと中川晃教ヴァージョンがあります。2005年盤は2005年度キャストによる14曲のハイライト・スタジオ録音盤で、井上さんと中川さんの歌唱が1枚に収録されています。
Q4. 古川雄大さんや京本大我さんのキャストCDはありますか?
A. 2026年10月時点で、古川雄大さんや京本大我さんがヴォルフガングを演じた日本版のキャストCDは東宝公式商品として確認できません。古川さんが出演した2021年版などにはDVD・Blu-rayがありますが、CDとは別の商品です。
Q5. 『マドモアゼル・モーツァルト』のサントラと同じですか?
A. 別作品です。この記事で紹介している『モーツァルト!』はミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞、シルヴェスター・リーヴァイが音楽を担当したミュージカルです。音楽座ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』とは物語も楽曲も異なります。
『モーツァルト!』CDまとめ
ミュージカル『モーツァルト!』のCDは、どれも同じ内容ではありません。
- 日本初演ライヴ盤は井上芳雄版と中川晃教版の2種類
- 日本初演ライヴ盤は2枚組で現在は中古中心
- 2005年盤は14曲のハイライト・スタジオ録音
- 2005年盤では井上芳雄と中川晃教の歌唱を1枚で聴ける
- 中川晃教のヴォルフを中心に聴くなら日本初演ライヴ盤
- 代表曲を手軽に聴くなら2005年盤が分かりやすい
- ウィーン版には1999年初演盤や2015年ライヴ2枚組がある
- 『マドモアゼル・モーツァルト』は別作品
私自身、『モーツァルト!』は作品全体よりも先に、リーヴァイの曲にまた引っ張り戻されることがあります。
「僕こそ音楽」を聴いていたら、そのまま「影を逃れて」まで聴きたくなる。
「星から降る金」が流れると、やっぱりいい曲だなと思う。
そういう作品なんですよね。
初めてCDを選ぶなら、まずは代表曲がまとまった2005年盤。
そこから「このヴォルフガングをもっと聴きたい」と思ったら、日本初演ライヴ盤やウィーン版へ広げていく。
キャストと収録曲を確認しながら、自分が一番聴きたい『モーツァルト!』を選んでみてください。


