世界4大ミュージカルは『レ・ミゼラブル』、『オペラ座の怪人』、『キャッツ』と『ミス・サイゴン』!4作品2つの共通点とは

「世界4大ミュージカル」の2つの共通点

共通点1:「世界4大ミュージカル」は、すべてロンドン・ウエストエンドミュージカルである!

さて、この4作品(ミュージカル『レ・ミゼラブル』、『オペラ座の怪人』、『キャッツ』、『ミス・サイゴン』)について共通している点があります。それは何だかわかりますか?

そうです。この4作品はロンドン発祥ウエストエンドミュージカルなんですね。

「え?『オペラ座の怪人』や『キャッツ』や『レ・ミゼラブル』って、ブロードウェイミュージカルなんじゃないの?」と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。

この4作品は全てブロードウェイ進出を果たしていますが、もともとはロンドンで世界初演のウエストエンドミュージカルです。

 

 
 
 
 
 
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共通点2:「世界4大ミュージカル」のプロデューサーは、キャメロン・マッキントッシュ!

そして、この4作品に共通している点がもう一つあります

そうです!プロデューサーはキャメロン・マッキントッシュなんですね。4大作品全てをプロデュースしています

日本では、『オペラ座の怪人』や『キャッツ』は、アンドリュー・ロイド=ウェバー製作のミュージカルということで紹介されています。もちろんそれは間違いではありませんが、実はオリジナルプロダクションでは、キャメロン・マッキントッシュがプロデューサーなのです。

『オペラ座の怪人』と『キャッツ』は、ウエストエンドやブロードウェイでは、アンドリュー・ロイド=ウェバーの会社(RUG社)と、キャメロン・マッキントッシュの2社による、ダブルネームとなっています。

「オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン」のスペシャル・カーテンコールで、アンドリュー・ロイド=ウェバーと並んでキャメロン・マッキントッシュが居て、二人で嬉しそうに笑っていたのは、そういう事なんですね。

キャメロン・マッキントッシュは、他にミュージカル「メリー・ポピンズ」や、「オリバー」のプロデューサーでもあります。この2作品はホリプロが東宝などと組み、日本キャスト版の上演を実現しています。

世界的に大成功している、これらの4大作品の権利を持つキャメロン・マッキントッシュを説明する上で、「世界4大ミュージカル」という呼び方がいつの間にか定着したことも、あわせて推察できます。

 

 
 
 
 
 
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Cameron Mackintosh (Producer) and Andrew Lloyd Webber (Music) backstage. Photo by: Dan Wooller #PhantomLondon #Theatre #Musical #thephantomoftheopera #Phantom30th

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Instagramは、オペラ座の怪人30周年記念公演でのキャメロン・マッキントッシュ(左)と、アンドリュー・ロイド=ウェバー

 

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