軽い気持ちで引き受ければ痛い目にあう？！友人・知人に頼まれて取ったチケットにはリスクが伴う理由
Foundry CoによるPixabayからの画像
チケット購入を依頼された方には以下のようなリスクがあります！
チケットの代理購入を引き受ける場合に被るかもしれないリスク
チケット購入を引き受ける側のリスク
- 「やっぱり行かない」「用事ができた」などと一方的にキャンセルをされるかもしれない
- 建て替えていたチケット代が回収できないかもしれない
- 余ったチケットを捌くためにかかる労力・金銭・割かれる時間 など
チケットは基本キャンセルできない問題
劇団四季の「QRチケット公式出品」やぴあの「リセールサービス」など、一部の企業では公式チケットリセールシステムが用意されているものの、まだまだ各社のリセール対応は遅れている日本の興行業界。
全く進められていない企業もあるのではないでしょうか。
基本的には一度購入したチケットのキャンセルや交換は不可であり、返品や返金はいかなる理由であっても一切応じてもらえません。（主催者都合で公演中止になった場合を除く）
チケットはキャンセルができないという事情を知らずにチケット購入を頼んでくる方もいらっしゃると思います。
公式リセールも出品期限があるから公演日直前だと無理だし、そもそも出品できてもチケットが売れなければ結局返金はされないもんね・・・
劇団四季の「QRチケット公式出品」では出品したチケットが売れた場合、手数料を差し引いた額面分の劇団四季ギフトコードが付与されます
チケットの売り出しが早く人気公演はチケットがすぐ完売する問題
前ページでも述べましたが、公演チケットの発売は実際の公演日よりも随分早く売り出されるケースが殆どです。
また人気公演ともなると前売の段階でチケットが完売してしまい、いざ見に行こうと思ってもチケットが取れない（入手困難）・あるいは劇団四季のようなロングラン公演の場合は半年～1年先の公演でなければ空席がないという状況になります。
ミュージカルは本当に人気の興行なんですね。
近年のミュージカル人気を承知しているファンであれば早め早めにチケットを取り、半年や1年先の予定を組むことには特に抵抗はないと思いますが、数ヶ月後・半年後・1年後の予定を決めてミュージカルを見に行くという感覚は、普通の方には馴染めないことではないでしょうか。
確かにそれあるよね。私は友だちに「1年先まで予定立ててる人はあなただけ」って言われるけど、普通の人の感覚だとそんなに先の予定を決めるなんてあまりないのだと思う
チケットを頼んだ側の意識・心理
- チケットはキャンセル・変更可能だと思っていた（なんとかなると思っていた）
- ミュージカルを見たい！と思ってチケットを依頼した日から日数が経ちすぎてしまい、テンションが下がった
- チケットは簡単に入手できると思っていた
そんなに大変なことだとは知らずに、結構軽い気持ちでチケットを頼んでしまいました！
チケットを頼まれた側の意識・心理
- ミュージカルに興味がなかった人が興味をもって「見たい」と言ってくれたので嬉しくなった
- チケットを頼まれたからにはちょっとでも良い席に座ってもらって頑張ってチケットを取ってあげようとした
- 取ってあげたチケットでミュージカルを気に入ってくれたらいいなと思った
やっぱりチケットを頼まれたら取ってあげたくなりますよね！
うん。せっかく興味をもってもらえたのに断るには忍びない気もするね。断りにくい場合もあるだろうしどうしたらいいんだろう？
それでは次に断る選択以外に「引き受ける場合にリスクやトラブルを回避する方法」をお教えしますね！