劇団四季のミュージカル『ノートルダムの鐘』 横浜公演(KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>:2022年5月21日(土)初日 ~ 8月7日(日)千穐楽)・京都公演(京都劇場:2022年12月開幕)について書きます。
「劇団四季のノートルダムの鐘について予習・復習したいんだけど、一体どのメディアを買えばいいの?」というご質問を頂きましたで、それらについて取り纏めご案内いたします。
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劇団四季が上演する『ノートルダムの鐘』はディズニー映画の音楽を用いた、ヴィクトル・ユゴーの小説に想を得た最新版
ミュージカル『ノートルダムの鐘』は、ディズニー長編アニメーション映画「ノートルダムの鐘」の美しい音楽(アラン・メンケン&スティーヴン・シュワルツ)を用いた、「レ・ミゼラブル」などを生み出した文豪・ヴィクトル・ユゴーの代表作「ノートル=ダム・ド・パリ」に想を得た、人間の「宿命」についてクローズアップした骨太の重厚な作品です。
あまり知られていない世界初演のベルリン版
ディズニーの「ハンチバック・オブ・ノートルダム」は、1999年にベルリンで世界初演を果たしています。(現地タイトル:Der Glöckner von Notre Dame)
ドイツ語上演で約3年のロングランでした。現在の北米版ベースの劇団四季版との違いは ストーリー展開や設定、セットや衣装だけでなく、同じアラン・メンケン作曲ですが 楽曲構成や展開など かなり異なります。
ベルリン版は展開を原作ベースをめざしつつも、ディズニーアニメーション映画の要素を色濃く残した舞台となっていました。