劇団四季ノートルダムの鐘田中彰孝カジモド感想

劇団四季ノートルダムの鐘感想 従順な田中彰孝カジモドと強い宮田愛エスメラルダに泣き野中万寿夫フロローに震えた観劇レポ

ノートルダムの鐘 劇団四季 観劇感想

劇団四季ノートルダムの鐘感想 従順な田中彰孝カジモドと強い宮田愛エスメラルダに泣いた観劇レポ

投稿日:2017-02-14 更新日:

 

劇団四季ノートルダムの鐘本日のキャスト #ノートルダムの鐘

禁断J (禁断先生)さん(@kindan_jurun)が投稿した写真 –

みなさんこんにちは!禁断 @J_kindan です。

劇団四季ノートルダムの鐘(東京公演:四季劇場[秋])を観劇してきました。

今回はノートルダムの鐘の観劇感想・観劇レポを書いていきます。

3人目のカジモド田中彰孝さんと、今回初見のエスメラルダ宮田愛さん中心の感想。

さらに、フィーバス佐久間仁さん、フロロー野中万寿夫さんの感想を少し書きます。

ノートルダムの鐘、今回もめちゃくちゃ良かったよ!ゴォゴォ泣いたわ!!

 

 

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劇団四季ノートルダムの鐘観劇感想

ネタバレ注意!この記事は物語の大部分において結末部分も含めて触れます。まだ観劇していない人で一切何の予備知識も持たずにノートルダムの鐘を観劇したい人は、この先は読まないようにしてください。

 

キラキラな目でフロローを見つめ慕うフロロー大好きエスメラルダ大好きな田中彰孝カジモドのひたむきな演技に泣き、ハイトーンロングトーンをラクラク決めてくる歌唱力に大満足

(Instagram:gekidanshiki_official ノートルダムの鐘オープニングパーティーより 日本初演カジモド役左から田中彰孝、海宝直人、飯田達郎)

さてようやくの登場となった田中彰孝さんは、日本初演キャスト3人目のカジモド役です。

 

以前に私は彼の代表役であるライオンキングシンバ、劇団四季ソング&ダンス55Stepsのヴォーカルパート、ドリーミングのチロー、ジーザス・クライスト=スーパースターのペテロ、マンマ・ミーア!のスカイなどで拝見してきました。

なかでも55Stepsでは、ディズニー映画版ノートルダムの鐘の「僕の願い」(今回の劇団四季ミュージカル版では「陽ざしの中で」)を披露していて、「すげー上手いな!もし劇団四季がノートルダムの鐘をやるのなら、田中カジモドいけるんじゃね?」と、当時から思っていました。

数年前に密かに思っていたことが後になって叶うのは嬉しいものです。

 

このツイートにも書いたように田中カジモドは、従順な感じでご主人様であるフロローに接するのかなと想像していました。

実際に観劇した田中彰孝カジモドはおよそ想像通り、ひたむきに主人(叔父)のフロローと、生まれてはじめて優しくしてくれたエスメラルダを愛する、純真で、どちらかと言えば陽の部分が強めの明るいカジモドでした。

田中彰孝さんのカジモドはやはり、ほかのお二人(海宝直人さん飯田達郎さん)とはまた違ったアプローチでした。

カジモドは「フロローが好き(嫌いではない)・フロローの言うことに従う」点はほかの2人にも共通しますが、特に田中カジモドは「フロローが大好き」で従順な姿勢はほか2人のカジモドよりも割増感があり、特徴が強調されていて、これもアリだと思いました。

 

まず田中彰孝さん演じるカジモドの基本姿勢ですが、結構顔を上げて台詞を話すことが多いので、顔がよく見え表情がよく伺えました。

これまでに海宝直人さんや飯田達郎さんで観劇した時には、カジモドというのは常に特殊な姿勢であることと、あまり顔を上げずに(特にフロローとの会話中)視線を下に向けていることが多いので、表情を見ることはあまりできませんでした。

(これは私が2階や3階から見ていることが多かったから。ということもあるかもしれません)

田中彰孝さんのカジモドは、もちろんカジモドの姿勢のままですが、フロローと話すときに積極的にフロローを見ている(目を合わせている)ので、必然的に顔を上げている時間が長いのです。

そして、よくフロローをよく観察していたことがとても印象的でした。

そうです。田中彰孝カジモドはフロローのことが大好きでとても尊敬しているし、先生であり父のような存在であるといえます。フロローのことを慕っているのは、もう間違いありません。

 

それはラストシーンでも顕著でした。「おまえのせいだ」と、フロローにはじめて「お前」と言う時にも、田中カジはフロローをしっかり見て言っていました。裏切られた感、失望が表情からよく見てとれました。

 

次に顔つきですが、田中彰孝さんが演じるカジモドは、基本的には顔はずっと歪めっぱなしでした。歌っている時もです。

声質は、それほどは潰さずに。そして割とゆっくりハッキリ話します。3人のカジモドの中では一番台詞が聞きとりやすかったです。一番劇団四季っぽい感じがしました。

「僕の、サンクチュアリだ」は、かなり低い声で言っていました。

 

次に汗について。田中カジモドからは凄い量の汗が常に出ています。海宝直人さんも飯田達郎さんもとても汗をかいていましたが、ふたりをはるかに上回る量です。

ずっと目に見えて汗がつぶになってポタポタ落ち続けているので、思わず汗を拭いてあげたくなるほどでした。

 

そんな田中カジですが、かわいらしい一面が伺えました。

「聖アフロディージアス」が言えないカジモドですが、田中カジは「聖アフロ…デュッデュ…聖…アーー…デュッヂュ」とかなりぎこちないので、フロローが思わず笑ってしまうのもうなずけます。

いや「デュッデュ」なんて言われたらかわいいから吹き出してしまうでしょう(笑)

 

また、2幕冒頭鐘撞き塔でフィーバスを匿うシーン。

フロローが「誰かと話していたのか?」と尋ねると、それはシラジラしい声で「はい、友だち(ガーゴイル)と」と言うのです。

畳み掛けるように「何か知っているんじゃないのか?」と質問するフロローにも「いいえ、僕は何も知りません」と、またもやとてもシラジラしい声と表情で話す田中カジ。

海宝・飯田カジモドの場合は、フロローにバレないようにオドオドビクビクしているのですが、田中カジの場合はここはとても堂々としていて、オドオド感は少なめ。でも、声が嘘っぽすぎてフロローにバレる…というヤツでした。

私は、あまりのシラジラしさ(わざとらしさ)に、「そりゃフロローにバレるわ!」と、思わず笑ってしまいそうになりました。いや、いいんですよ。こういう嘘の付き方もアリですね。

 

そして、エスメラルダを大聖堂から追い出した後のフロローの性教育(あえてこう言う)シーンで、「お前の父親がそうだった!」とフロローが言えば、田中彰孝カジモドは「父さん?!」と言ったあとで、「ペーッペーッ!」と汚いものでも吐き出すようにしていました。

これは何を意味するのかといえば、カジモドは父(ジェアン)のことをあまり良く思っていない、嫌いであるということがわかります。ツバをはくぐらいですからね。

これ(カジモドのツバをはくような仕草)は、海宝直人さんと飯田達郎さんはしていませんでしたが、北米プレミア・オリジナル・キャストのマイケル・アーデンがやっていたものと同じです。

カジモドは生まれてすぐに父のジェアンが死に、クロード(フロロー)が引き取りました。だから、カジモドにはジェアンの記憶はないのです。

フロローがカジモドに、父ジェアンのことをどのように説明していたのかはわかりませんが、良い印象を与えるようなことは言ってなかったのでしょう。あのシーンで引き合いに出すぐらいですから。

田中彰孝カジモドは「父」と聞いただけで条件反射的に嫌悪感を出していました。

これはハッキリとしていて、わかりやすかったです。

 

そんな田中カジモドですが、もちろんエスメラルダのことも大好きで仕方ありません。

「ヘブンズライト(天国の光)」では、エスメラルダを思い目を細め、腰掛けている階段の手すりに顔をずっとスリスリしていたので、これはかなり好きなんだなということがわかりました。好き好き~ってしてる感じです。

 

それだけに、ラストのエスメラルダ救出からはもう涙涙の展開に…

フィーバスの代わりにカジモドがエスメラルダを鐘撞き塔から屋外へ運びます。

エスメラルダをそっと地面に置いた後、田中カジはエスメラルダの頬をスッとなでるようにしながら「エスメラルダ…エスメラルダ…」とつぶやいていました。

こんなの見せられたら号泣しますよね。はいしました。

 

さて肝心の歌声ですが、3人のカジモドの中ではキー的に田中彰孝さんが一番カジモドに合っているのではないかな?と感じました。特にカジモドの難関ポイントともいえるハイトーンはラクに出しているなという印象です。

圧巻だったのは「アウト・ゼア(陽ざしの中へ)」です。

間に息継ぎを入れずに歌いきるロングブレスと、そこから続けての歌を長く引っ張るロングトーンは圧巻です。

 

そしてカジモド最高音の「高いシのフラット」が存在する「メイド・オブ・ストーン(石になろう)」。

まず、中低音から揺らしの強いビブで攻めるタナカジ。

田中さんって高音域に強いイメージでしたが、意外にも中低音域もパワフルな歌い方で攻めます。

最初(歌途中)のロングトーンはスコーンと一発で突くように音をとらえ、しっかり伸ばしていました。

そしてラスト、怒涛の4連発ロングはバッチリです!ブラボー!

 

いや、どんな肺活量してるんですか。通常の人ではムリです。途中ハイトーンも入りますからね。

熱唱とはこのことですね。

カジモドナンバーはどれも難曲なので、あれだけパワフルな歌をまず歌いきるだけでも大変なこと。

田中彰孝さんのカジモドも確かな歌唱力で聴かせてくれたので、良かったです。

 

カーテンコールでは、あの汗ですからシャツが全てずぶ濡れ状態になっていました。

大きな拍手を贈る観客をゆっくりと見渡し、反応や感触を確かめるように、しっかりとお辞儀をしていたことが印象的でした。

もちろん、スタンディング・オベーションです。

 

いやぁ良かったですよ!田中彰孝さんのカジモド!

田中さんは一人だけ遅れてのスタートになってしまいましたが、そんなことすら感じさせない熱演熱唱で、大変感動しました。

劇団四季でもベテランの域に入りますもんね。カジモドもシンバのように長く演じてほしいです。

 

そしてやっぱり、海宝直人さんや飯田達郎さんとは違うカジモドとして演じていたことが良かったです。

ノートルダムの鐘は演技や解釈について、ある程度演者に委ねられている部分があり、キャストによって演技が微妙に演技が異なってきます。

3人のカジモドにはそれぞれ特徴があって、演技や解釈が部分的に違っているから、三者三様で楽しめるんですよね。

 

ああ、田中彰孝さんはカジモドはああやって演じるんだ、エエやんエエやんって思いましたし、ひたむきでちょっとカワイイところがあって、フロローとエスメラルダのことが大好きで・・・それであの怒涛のラストですから・・・

ああ、また泣けてきちゃった。

 

宮田愛エスメラルダの悪魔的ダンスに魅了され、迫真演技に胸打たれ涙した

(Instagram:gekidanshiki_official ノートルダムの鐘オープニングパーティーより 日本初演エスメラルダ役 左:岡村美南、宮田愛)

続いて、宮田愛さんのエスメラルダです。

宮田愛さんのエスメラルダは評判通り、かなり良かったんですよ。

とにかく強い!ダンスが素晴らしい!エスメラルダでした。

 

まず、「タンバリンのリズム」では、カジモドとフィーバスはエスメラルダのことを「天使」と言うのに対し、フロローだけは「悪魔」と言います。(三重唱)

これはいつもフロローに「オッサンひとりだけ悪魔言うとるわ!」と、クスクスポイントだったのですが、いやなるほど。

宮田愛さんのエスメラルダのダンスは本当に悪魔的というか、人間が踊る姿の想像を凌駕していて、「人ってこんな風に踊れるの?」と唸ってしまいます。ダンステクニックがとにかく高く、素晴らしいのです。

ただただ、宮田愛エスメラルダのダンスに釘付けとなり、フロロー達と同じように、観客もエスメラルダの虜になることだけは間違いありません。

 

このシーンではもうひとりのエスメラルダ役岡村美南さんはそれはゴージャス感満載で登場します。

宮田愛さんは岡村美南さんよりはからだは小さいですが、手や足を大きく動かしてカバーしますから、ダンスがコンパクトに感じたり、スケールダウンを感じたりすることはありません。

むしろ、同等かそれ以上かも。

妖艶で妖美な宮田愛エスメラルダの魔術(ダンス)はそれほど強力なものだと言っておきましょう。宮田愛エスメラルダの「タンバリンのリズム」は必見ですよ!

 

そして宮田愛さんはかなり気が強いエスメラルダでした。

クロパンがダンスで集めたお金を上納金として持っていこうとすると、一度はタンバリンごと取り返すエスメラルダ。

クロパンは「ルールに従えないのなら出て行け」と言ってまたお金を持っていこうとしますが、宮田愛エスメは「わかった。でもこれだけはもらっとくわ」的な表情で、少しの小銭をわざとクロパンに見せびらかして、出ていきました。

このシーンでは岡村美南さんはクロパンの言うことに大人しく従う(小銭を返す)のに対し、宮田愛さんは言うことを聞くんだけど挑発的(小銭は返さず持っていく)…という違いがありました。

うん、いいんですよ。挑発的な強いエスメラルダ。阿部よしつぐクロパンは「チッ」と舌打ちしていました。うんグッド。

 

宮田愛エスメラルダの歌声は、ビブラートを効かせてエモーショナルに歌うタイプです。

もし、岡村美南エスメラルダのパワフルな倍音歌唱に慣れていると、宮田エスメの歌声は少しもの足りなく感じたり、高音部分が一部弱く感じてしまうことがあるかもしれません。

でも私は好きな声質ですよ。

「ゴッド・ヘルプ」で、かなり強めに歌っていたのが印象に残りました。

 

そのゴッド・ヘルプでは「人間は皆、平等な神の子じゃないの?」と、神様に問う歌詞の後に、ツツーッと涙をこぼしたんです…。ええ、そのタイミングで!宮田エスメが。

いや待って、そんなん絶対アカンやつやん。ヤバイやつやん。もらい泣きするやつですやん!(まんまと)

 

カジモドとの接し方は、より「友だち」っぽく感じました。

私はあのシーンでは岡村エスメの場合、母性を強く感じるのです。

母の愛を知らないカジモドは、生まれて初めて優しくしてくれた女性であるエスメラルダに恋をしますが、同時にお母さんがそばにいるような感覚にもなっているのではと推察します。

 

宮田愛エスメラルダは、岡村エスメで感じた強い母性は感じませんでしたが、それでもカジモドを何とか助けてあげたいと思う気持ちが強く感じました。

クロパンやフィーバスをコテンパンにした強い宮田愛エスメは、カジモドにはとても優しく「友だち」として接していて、良かったです。

 

その「トップ・オブ・ザ・ワールド(世界の頂上で)」では、最後の「ふたりで、いる~」の手話をやっていませんでした。カジモドとエスメラルダがやる、手すりをポンポンと叩く、特徴的な手話です。

これはやめてしまったのか。それとも田中カジモドと宮田エスメの場合はやらないのか。その違いについては不明でした。

 

さて、宮田愛エスメラルダの真髄は2幕、フロローに追い込まれてからです。

それまで一貫していた強いエスメラルダは、もろくも崩れていきます。

バスティーユの独房で二人きりになったエスメラルダとフィーバス。

宮田エスメは最初は落ち着いて話しているのですが、「だけど、それでは助かったことにならない!」で、涙を一気に溢れさせ、顔をくしゃくしゃにして泣き顔になります。

「でも、あなたを救える」で、スッと凛々しい顔に戻る宮田エスメ。

フィーバスが「僕はどうだっていい、君が助かるためにフロローのものになるんだ」と言うと、「絶対イヤ」と言って、また顔をくしゃくしゃにして泣き顔になります。

 

そこにやってくるフレデリック。

フレデリックとフィーバスの会話中は、また凛とした表情に戻り、なんとか心を落ち着かせているようにも。

そして涙涙の「サムデイ」へ。

フィーバスに後ろから抱きしめられる宮田エスメは、歌いながらどんどん崩れていき、ついには歌えなくなってしまうのです。

 

エスメラルダ処刑シーン。

処刑台の宮田愛エスメは、無表情で顔をまっすぐに向け、フロローが罪状を読み上げているのを聞いています。

野中万寿夫フロローがいやらしく小声で「昨夜の提案を思い出せ」と言ってきますが、顔を向けることもそらすこともせず、まっすぐに向けたまま。

そしてフロローを静かに睨みつけたまま「プッ」と、フロローの顔にツバを吐きかけます。ジャーン!ドレドレドレ!

しかし超強気なのもそこまで。松明に灯された火の恐怖に怯え、顔がゆがみ、涙がボロボロあふれはじめます。

フロローが自ら火をつけると、「イヤアアアアアア!!!」と、断末魔のような悲鳴をあげます。

 

このシーンは本当に残酷で、エスメラルダの無念さを考えると、毎回心が痛みます。

岡村美南エスメラルダもここはかなり壮絶です。

宮田愛エスメラルダのこのシーンは、思わず目をそらせてしまいそうになるほどでした。

相当辛いシーンであることは間違いありません。

 

ちなみに以前、フロローにツバを吐きかけた後に「ニヤリと笑った」という情報を聞いていましたが、私が観劇した2公演ではニヤリとはせず(表情は変わらず)でした。

 

佐久間仁フィーバスは長身イケメンで甘いマスク!トラウマ演技がエエぞ

(Instagram:gekidanshiki_official ノートルダムの鐘稽古場 中央にフィーバス:佐久間仁)

今回お初の佐久間仁さんのフィーバス。

清水大星さんよりもさらに長身で、甘いマスクのイケメンでした。「甘い」分チャラさも割り増し感があります。

良かったのはチャラい部分ではなく、トラウマの演技です。

「息抜き」の途中ではかつての戦地での悲惨な体験が蘇ります。佐久間仁フィーバスは、体や顔をワナワナと震えさせて、そのトラウマ感を強く出していました。

佐久間仁フィーバスは、見た目のチャラさとトラウマ演技の振り幅が広くて、良かったです。

 

優しい野中万寿夫フロローが豹変!バルコニーで狂おしく狼狽する酒場の唄レポ

今回2日間連続でノートルダムの鐘を観劇しましたが、野中万寿夫さん演じるフロローに今回もやられっぱなしでした。

まず、髪型が違いました。1日目と2日目とで。

いや、正確に言えば私がこれまでに見た野中万寿夫フロローは、毎回髪型が違います。

初見の時にはボサッとした感じ(整髪料をつけていない)。今回1日目(2回目観劇)はキチッとした七三分け。今回2日目(3回目観劇)は、ふんわりと後ろに流したオールバック(やや七三風)でした。

髪型の違いに特段なにかあるわけではないと思いますが、まず目にいったし、気になりました。

 

そして1日目は初見時と同じように優しいフロローでしたが、2日目は口調を荒げ、興奮し、狂気的な部分を強調させてきました。

特にカジモドへのあたりがキツく、従順な田中カジの演技と怖い野中フロローの演技がマッチしていました。DV感マシマシです。

今回は文字数の都合で詳しくは書きませんが、本当に2日目の野中フロローはめちゃくちゃ怖くて震えあがりましたよ!ヒー!

今回なぜ演技を変えてきたのでしょうかね。チェンジした髪型と何か深い関係があるのでしょうか?(絶対関係ない)

 

そしてやはり、野中万寿夫フロローと言えばヘル・ファイアーの完成度の高さです。

今回は勇気を振り絞ってオペラグラスで見ました。ヘル・ファイアーの最初から最後までガン見。

ああ、怖かったけどめっちゃカッコよかった!

なんなんでしょう。やっぱりあの歌い方がいいのかな。ゾクゾクするんですけど!

もちろん今回も破壊力抜群でした。

 

野中万寿夫フロローの詳しい感想は以前書いた観劇レポも合わせて参照してください:

劇団四季ノートルダムの鐘感想 野中万寿夫フロローの静かな狂気に恐怖し優しさに涙した観劇レポ
劇団四季ノートルダムの鐘感想 野中万寿夫フロローの静かな狂気に恐怖し優しさに涙した観劇レポ

  ノートルダムの鐘本日のキャスト #ノートルダムの鐘 禁断J (禁断先生)さん(@kindan_jurun)が投稿した写真 – 2017 1月 6 7:14午後 PST 本日、初、マスオ …

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ひとつだけネタというか、さっきも1個挙げたんですけどフロロークスクスポイント的な話を。

酒場のシーンでフィーバスがエスメラルダとキスをするのですが、その様子をバルコニーから覗き見しているフロロー…という、もうその状況だけでもかなりアレなシーンがあります。

まぁ、面白がって言ってますけど「ヘル・ファイアー」の直接のキッカケになるのが、この酒場キス目撃事件とも言えます。うん、重要なシーンなんです。

 

私はたまたまですが、野中さん初見の時と今回1日目(野中さん2回目)の時は上手方向からの観劇だったので、スピーカーが邪魔をしてそのシーンのフロローの表情は全然見えなかったんですね。

でも芝清道さんがそのシーンでは、口をとがらせて絶妙な顔つきで苦しみながら歌っていたのを見ているので、「ああこれは表情まで見たら絶対アカンやつや」と、思っていたんです。

あんなのガマンできる自信がないです。

で、まぁスピーカーで見えてなかったんですけど、歌は聞こえるじゃないですか。

よるはふける~う~♪(激しく鳴るギターやタンバリン)「下品で恥知らずなことを~♪

いてつくふゆ~に~♪(さらに激しく鳴るタンバリン)「だが目をそらすことができない~♪

と、こんな感じです。

野中さんはココでもやたらエエ声で歌ってはって、姿は見えてなかったんですけど、もうその歌声だけでもかなりヤバかったんです。

そしたら遂にきました。今回2日目(野中さん3回目)はセンターブロック着席やから、もう最初から件のバルコニーが見えてるんですよ。

ヤバイやん!今回絶対バッチリ見えるヤツやん!!

見ました。

野中さん。まず、エスメラルダのことを見てます。もうめっちゃ見てます。

時々、見つかったらアカン!と思うのか、少し後ずさりして隠れるんですけど、また柱に隠れながらそっと見てます。

フィーバスがきます。「なぬ!」と言った表情で前のめりになりますが、一旦少し後ろに後退します。でもまたどんどん前のめりになってきます。

ふたりのキス。「まさか!」と言った表情で柵から身を乗りだし、「下品で恥知らずなことを~♪」

そしてそのまま崩れ落ち、膝をつく野中フロロー。「だが目をそらすことができない~♪」

もう狼狽感がハンパなかったです。ヤバイです。どんだけアクション大きいんですか。激しいギターとかタンバリンもヤバさを強調します。

いや、もうムリでしょ。こんなの見せられたらもう次からどうやってこのシーンをやり過ごしたらいいのやら・・・絶対耐えられないです。

ちなみに、ここの「下品で~」と「だが目を~」はアウト・ゼア(陽ざしの中で)のライト・モチーフです。

なぜカジモドの歌を使ってフロローがこのシーンで狼狽するのか。それを考えるとまたジワリますが、ご参考までに。

 

まとめ:突発して本当に良かった!ノートルダムの鐘

今回はこのぐらいにしておきますね。書きたいことをダダーッと書いていたらまた長くなってしまいました。

いやーノートルダムの鐘、今回もガンガン泣かされましたが、しっかりと楽しんできました。

もう本当に、この作品は素晴らしいですね。

 

さて今回は、見たいと思って狙っていたキャストがドンピシャで出演ということになったので、突発観劇しました。

(新キャストの田中彰孝さん、未見の宮田愛エスメラルダ、前回気に入った野中万寿夫フロロー)

後はワイスクロパンだけなんですよね、プリンシパルで未見なのは。

今回の観劇で他のキャストの人との違いなどが良くわかったので、見に行って良かったです。

 

そして何より大好きなノートルダムの鐘を追加で見られたというのは本当に幸せでした。

次回のノートルダムの鐘観劇は2017年3月予定です。

それではまた。バイバイ!

 

観劇当日のツイッターまとめはこちら:

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劇団四季ノートルダムの鐘 四季劇場[秋] 2017年2月3日、2月4日昼公演のキャスト

カジモド 田中彰孝
クロード・フロロー 野中万寿夫
エスメラルダ 宮田愛
フィーバス隊長 佐久間仁
クロパン 阿部よしつぐ

【男性アンサンブル】
フレデリック(ノートルダム大聖堂警備隊副官) 野村数幾
ルイ11世 安部三博
大空卓鵬
賀山祐介
聖アフロディージアス 高舛裕一
デュパン神父 金本和起
ジェアン・フロロー 宇龍真吾
八百亮輔

【女性アンサンブル】
フロリカ 平木萌子
久居史子
吉田絢香
宿屋の女将 小島由夏

【男性クワイヤ(聖歌隊)】
白山博基
坂下良太
見付祐一
奥田直樹
佐々木 純
新井克
井上隆司
飯村泰志

【女性クワイヤ(聖歌隊)】
片山美唯
辻 奈々
土居愛実
千田みゆき
谷 明実
河村古都
秋山知子
杉山由衣

劇団四季ノートルダムの鐘キャスト情報はこちら:

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劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘』公演情報

劇団四季ノートルダムの鐘

東京公演:四季劇場[秋] 2016年12月11日開幕~2017年6月25日千穐楽
京都公演:京都劇場 2017年7月23日開幕~9月28日千穐楽
横浜公演:KAAT神奈川芸術劇場<ホール> 2018年4月開幕

演出:スコット・シュワルツ
脚本:ピーター・パーネル
音楽:アラン・メンケン
作詞:スティーブン・シュワルツ
日本語台本・訳詞:高橋知伽江
演出スーパーバイザー:味方隆司、北澤裕輔
音楽監督:鎮守めぐみ

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  このページではミュージカル公演チケットの最新情報をご案内します。 ミュージカル公演の先行抽選、先着先行、まもなく発売開始、そして発売中のチケット情報をまとめています ※リンク先は常に最新 …

ミュージカル観劇に使えるクレジットカード紹介 5

みなさんこんにちは!禁断 @J_kindan です。 あなたはクレジットカードを使っていますか?私は使っていますよ。 今回はタイトル通りですが、ミュージカル観劇に使えるクレジットカードのご紹介をします …

オペラグラスミュージカル最強なのはこれ 6

みなさんこんにちは!禁断 @J_kindan です。   今回は私が最近買った最強のアイテムをご紹介します。 これは本当にめっちゃ良い品で、早く皆さんにお伝えしたくて仕方なくてウズウズしてい …

観劇遠征・観劇旅行をするなら新幹線よりも航空機利用の方が安くてオトクという話 7

みなさんこんにちは!禁断 @J_kindan です。 ミュージカルを観劇する時には劇場に向かうことになりますよね。 そうです。生の舞台を観劇するわけですから必ず劇場へ足を運びます。 ですが時々、遠方ま …

シルク・ドゥ・ソレイユ『キュリオス』2018東京公演チケット・会場・料金と魅力について 8

みなさんこんにちは!禁断 @J_kindan です。 カナダに本部を置きラスベガス等世界中で公演をしているエンターテイメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユはご存知ですか? 以前日本での公演を見たことがあ …

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