こんにちは、禁断劇場の禁断です。
劇団四季『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を、私は2025年4月の開幕直後にJR東日本四季劇場[秋]で観劇しました。
座ったのは2階C席の上手サイド。決して一番高い席でも、舞台に一番近い席でもありません。
それなのに、終わってみれば「C席に座っていたことを忘れるくらい、とんでもなく楽しかった」というのが一番素直な感想でした。
私は1985年の『キャッツ』大阪初演で初めて劇団四季を見て、2005年以降はかなり頻繁に劇場へ通ってきました。
『オペラ座の怪人』『ウィキッド』『クレイジー・フォー・ユー』『ゴースト&レディ』など、好きな作品は何度もリピートしています。
そんな私でも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で味わった感覚は、かなり特別でした。
舞台から何かがこちらへ飛び出してくるような視覚的な迫力。劇場いっぱいに押し寄せてくる音。
座席そのものに振動装置が付いているわけではないのに、身体まで揺さぶられているように感じる瞬間。
これは「映画を舞台で再現した作品」というより、映画の世界へ観客を放り込むアトラクション型ミュージカルと言ったほうが近いかなと思います。
一方で、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が大好きだからこそ、「ミュージカルにして映画の良さが壊れないの?」「デロリアンを舞台でどうするの?」と、心配な方もいるでしょう。
この記事では、実際に観劇した私の感想に加えて、観客から寄せられている口コミの傾向、映画版との付き合い方、舞台ならではの見どころまで、できるだけネタバレを避けながら紹介します。
記事のポイント
- 実際に観劇した人から多く見られる口コミと評判
- 映画ファンでも楽しみやすい舞台版の魅力
- デロリアンや映像・音響を使った大掛かりな見どころ
- 初見で満足しやすい座席と観劇前に知っておきたい点
![JR東日本四季劇場[秋]の壁面に設置された劇団四季ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の電飾ポスターパネル](https://kindantheatre.com/wp-content/uploads/2026/08/shiki-theatre-aki-bttf-illuminated-poster.jpg)
JR東日本四季劇場[秋]でロングラン上演されているミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
口コミと評判はかなり好評
まず気になるのが、実際に観劇した人の評判ですよね。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、舞台装置の驚きだけでなく、映画の世界観、俳優の歌と芝居、音楽、笑い、没入感まで幅広い部分が評価されています。
演出への驚きが目立つ
劇団四季公式サイトの「200字コメント」には、2026年9月8日時点で『バック・トゥ・ザ・フューチャー』へのコメントが56件掲載されています。
そこを見ていくと、特に目立つのが「想像以上だった」「どうやっているのか分からない」「劇場全体に入り込んだ感じがする」といった、舞台演出への驚きです。
映画を何十回も見たというファンからも、舞台化への期待と不安を持って劇場へ行ったものの、結果的には映画への敬意を感じたという趣旨の感想が複数見られます。
また、もともと劇団四季をあまり見たことがなかった人や、家族・パートナーに誘われて観劇した人からも、楽しかった、また見たいという反応が掲載されています。
(出典:劇団四季「バック・トゥ・ザ・フューチャー 200字コメント」)
劇団四季公式サイトでは、寄せられたコメントのうち一部を掲載し、投稿内容を編集する場合があることも明記されています。そのため、この56件だけを使って「観客全員が高評価」と判断することはできません。あくまで、公式サイトに掲載された観劇者コメントで多く見られる傾向として参考にしてください。
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映画ファンの評価も高い
口コミを読んでいて印象的なのは、原作映画への思い入れがかなり深い人からも好意的な感想が出ていることです。
これは結構大事なポイントだと思います。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』って、ただ有名な映画というだけではないんですよね。
1985年の公開当時から見ている人にとっては、セリフや音楽、登場人物、場面のひとつひとつまで記憶に残っている作品です。
だから、変に舞台化すると「これは違う」と言われやすい作品でもあります。
それでも劇団四季版については、映画を何度も見てきた観客から、映画へのリスペクトを感じた、映画の世界が目の前に現れた、という趣旨の声が複数寄せられています。
舞台版の創作には映画版の共同脚本家ボブ・ゲイル、監督のロバート・ゼメキス、音楽を担当したアラン・シルヴェストリら映画側のクリエイターも関わっています。
映画の名前を借りただけの別作品ではなく、映画を作った人たち自身が舞台として再構築していることが、ファンにも受け入れられやすい理由のひとつでしょう。
歌と俳優への評判もいい
デロリアンばかりに目が行きがちな作品ですが、口コミでは俳優の歌唱、ダンス、マーティとドクを中心としたコミカルな掛け合いについても評価されています。
ここは実際に見ても納得でした。
映像や特殊効果だけなら、極端な話、テーマパークのアトラクションでも楽しめます。
でもこれはミュージカルです。
目の前に生身の俳優がいて、歌って、踊って、芝居をする。そこへ生の演奏と巨大な舞台装置、映像、照明、音響が重なってくる。
この「人間が演じている」というライブ感が残っているからこそ、派手な特殊演出だけで終わらないんですよ。
また見たいという声も多い
公式コメントを見ていると、「もう一度見たい」「また観に行きたい」という内容もかなり目に入ります。
私もその気持ちはよく分かります。
初見では、とにかく次から次へと起こることを追いかけるだけで精いっぱいなんです。
「今どうなった?」と思った直後には、もう次の場面へ進んでいる。あっちも見たい、こっちも見たい。
なので、2回目なら舞台装置ではなく俳優を中心に見る、別のキャストで見る、1階と2階で座席を変える、といった楽しみ方ができます。
リピートしたくなるタイプの作品だと思いますよ。
私の感想はとにかく大迫力
ここからは、口コミを紹介するのではなく、私自身が2025年4月の開幕直後に観劇したときの感想です。
私が見たのは、開幕から間もない2025年4月9日公演でした。
![2025年4月9日公演の劇団四季ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』四季劇場[秋]の電子キャストボード](https://kindantheatre.com/wp-content/uploads/2026/08/shiki-musical-bttf-cast-board-20250409.jpg)
私が観劇した2025年4月9日公演の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』キャストボード
C席なのを忘れてしまった
この日の私の座席は2階C席の上手サイドでした。
私はもともと劇団四季のC席が大好きです。
2007年の『ウィキッド』に夢中になった頃も、C席には随分お世話になりました。
5倍双眼鏡を使い始めてからは、舞台全体は肉眼で、俳優の表情だけ双眼鏡という見方が自分の定番になっています。
JR東日本四季劇場[秋]でも『オペラ座の怪人』『バケモノの子』『ウィキッド』『ゴースト&レディ』などを見てきて、C席にも何度も座りました。
その中でも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は特別でした。
開演前は当然、「今日はC席から見る」という意識があります。
でも始まってしまえば、そんなことはどうでもよくなりました。
どの席種に座っているかを忘れてしまうほど、舞台から伝わってくる迫力が大きかったんです。
視覚的なスケールだけではありません。
サウンドが身体へ押し寄せてきて、本当に身体が揺れているような感覚になる瞬間があります。
もちろん椅子に振動装置はありません。
それなのに身体ごと作品へ持っていかれる。
私はこれを、勝手に「疑似4D」と呼びたくなるような体験だと思いました。
禁断のワンポイントアドバイス
視覚と音が一緒に迫ってくる
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の演出で面白いのは、単に「映像がきれい」「セットが大きい」だけではないことです。
映像、照明、舞台装置、俳優の動き、そして音響が同じタイミングで動きます。
だから、目だけで見ている感覚ではなくなるんですね。
舞台から客席の方向へ、巨大な何かが押し寄せてくるように感じる。
2階C席でこれだけだったので、舞台に近い1階前方はもちろん、舞台全体を正面から捉えやすい2階最前列付近では、かなりすごいことになるのではないかと思います。
私は次に見るなら、絶対に2階最前列付近へ座ってみたいですね。
最大の見どころは舞台演出
この作品を語るうえで、やはり外せないのがデロリアンを中心とした舞台演出です。
ただ、具体的な仕掛けを知りすぎてから見るのはもったいないので、ここでは仕組みのネタバレは避けます。
実物大デロリアンが登場
舞台には、人が実際に乗り込めるほぼ実物大のデロリアンが登場します。
「舞台だから、車の形をした簡単なセットが出てくるんでしょ」と思ったら、たぶん驚くはずです。
細かな部分まで作り込まれた車体が、舞台上でさまざまな動きを見せます。
そして面白いのが、デロリアンそのものだけではなく、デロリアンを本当に高速で走っているように感じさせる周囲の演出です。
映画なら実際に車を走らせ、カメラを切り替え、映像編集でスピード感を作れますが、舞台ではそう簡単にできません。目の前にある舞台は逃げ場のない一枚の空間です。
そこでどうやってタイムトラベルを成立させるのか。
ここは、できれば何も調べすぎずに、劇場でしっかり見てほしいですね。

劇場内に設置された観劇日入りの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』フォトスポット
客席まで演出が広がる
舞台を囲むように設置されているのが、「サーキットボード」と呼ばれるLED装置です。
通常の舞台装置なら、舞台の額縁の内側に収まります。
ところが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、その装置が客席側の壁面や天井へも広がっています。
つまり、観客がいる場所まで演出空間に含めているんですね。
劇団四季公式も、実物大デロリアン、最新技術を用いた舞台機構、客席へせり出すLEDボードによって、劇場空間全体を使った没入感を生み出していることを紹介しています。
(出典:劇団四季『バック・トゥ・ザ・フューチャー』作品紹介)
ここが、私が2階席をかなり気に入った理由でもあります。
舞台の一点だけではなく、その周囲も一緒に視界へ入る。
巨大な映画スクリーンを見ているようで、スクリーンの中から本物の俳優と舞台装置が飛び出してきたような感覚です。
特殊演出は音もかなり大きい
この作品では、火花や大きな音などを使った特殊演出があります。

劇場内に掲示されていた火花や大きな音などの特殊演出に関する案内
この「大きな音」が、作品の迫力をかなり押し上げています。
ただ、突然の大音量や光の演出が苦手な方は、事前に知っておいたほうが安心でしょう。
どこで何が起こるのかまで知る必要はありません。
「この作品には大きな音や光、火花を使った演出がある」とだけ頭に入れておけば十分です。
映画版との違いも楽しめる
映画ファンが一番気になるのは、「映画と同じなのか、それとも別物なのか」というところかもしれません。
結論としては、物語の軸や世界観を大切にしながら、舞台で成立するミュージカルへかなり大胆に作り替えられています。
映画をそのままコピーではない
舞台版は映画を一場面ずつ、そのまま再現した作品ではありません。
映画では成立するけれど舞台では再現しにくい部分は変えられていますし、逆に舞台だからこそできる見せ方も追加されています。
でも、マーティとドクを中心とした物語の核や、ジョージとロレインに関わる大きな流れは大切にされています。
ここがちょうどいいんですよ。
完全コピーだったら、映画を見ればいい。かといって別物になりすぎれば、映画ファンは寂しくなる。
舞台版はその間で、「知っている物語なのに、初めて見る作品のようにワクワクできる」ところを狙っています。
映画ファンほど小ネタも楽しい
映画を知っている人には、「あ、これ!」と思う場面や音、セリフ、衣裳などが随所にあります。
全部を探そうとすると舞台本編に集中できなくなるので、初見では普通に見たほうがいいかもしれません。
でも、映画を何度も見た人なら自然と気づくでしょう。
映画でおなじみの音楽が流れた瞬間の高揚感も格別です。
私自身、『オペラ座の怪人』の映画を30回以上映画館で見てから劇団四季へ戻った人間なので、原作への思い入れが舞台の楽しさを何倍にもする感覚はよく分かります。
映画版が大好きなあなたなら、舞台を見ながら自分の記憶の中にある映画と重なっていく瞬間が何度もあると思いますよ。
禁断のワンポイントアドバイス
映画を見ていなくても楽しめる
逆に、映画を一度も見たことがない人はどうでしょうか。
私は、映画未見だから観劇できない作品ではないと思います。
舞台の中だけで物語が進み、マーティやドク、家族の関係も説明されます。
タイムトラベルのルールも物語を追いながら理解できるので、映画の予備知識がないと意味が分からない作りではありません。
むしろ、最初に舞台で物語を知り、あとから映画を見るのも面白そうです。
ただし映画ファンなら、元ネタに気づく楽しさが加わる。この違いですね。

開幕を記念して展示されていた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』クリエイター陣のサイン入りポスター案内
音楽とライブ感も見どころ
巨大な舞台装置が話題になりやすい作品ですが、ミュージカルとして見るなら音楽も大きな見どころです。
映画で聞き覚えのある音と、新たに作られたミュージカルナンバーが共存しています。
映画でおなじみの音楽も登場
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と聞くだけで、あの壮大なテーマを頭の中で再生できる方も多いでしょう。
舞台版の音楽には、映画シリーズの音楽を担当したアラン・シルヴェストリ自身が参加しています。
さらにグレン・バラードが加わり、登場人物の心情やミュージカルならではの場面を表現する新曲が作られました。
映画でおなじみの「The Power of Love」なども使われる一方、ドクやマーティたちが自分の思いを歌で表す場面があります。
ここは映画にはなかった楽しさです。
ドクが歌うから人物像が広がる
映画では、人物の心情をカメラのアップや俳優の表情で見せることができます。
舞台では観客全員にアップ映像を見せるわけにはいきません。
そのかわり、ミュージカルには「歌」があります。
特にドクが歌うナンバーでは、科学への情熱や夢に向かう思いが、映画以上にはっきりと伝わる場面があります。
映画ではちょっと変わった天才科学者という印象が前へ出るドクですが、舞台ではその内側まで歌で見せてくれる。
これも、単なる映画の再現ではないところです。
コメディとしてもかなり楽しい
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、シリアスなドラマをじっくり味わうタイプのミュージカルとはかなり違います。
マーティとドクのテンポのいい掛け合い、家族をめぐるドタバタ、音楽とダンス。
客席から笑いが起こる場面も多く、全体的に明るい作品です。
私の大好きな『オペラ座の怪人』や『ノートルダムの鐘』とは、同じ劇団四季でも方向性はまったく別。
重厚な作品を静かに味わうというより、劇場全体で「うわっ!」「すごい!」と体験していく感じですね。
気になる点も知っておきたい
評判のいい作品でも、すべての人に同じように合うわけではありません。
私自身はかなり満足しましたが、チケットを買う前に知っておきたい部分もあります。
チケット料金はやや高め
まず、劇団四季の他作品と比べても『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、チケット料金が高めに設定されています。
巨大な舞台装置や映像、特殊効果、生演奏などを考えれば納得できる部分はありますが、気軽に何度もS席へ通うとなるとなかなかの金額です。
だからこそ、私はC席も選択肢に入れていいと思います。
実際にC席で見て、私は「安い席で妥協した」という感覚にはなりませんでした。
料金や公演期間、上演時間については、劇団四季『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の上演時間・公演期間・チケット情報で詳しくまとめています。
映画と同じものを求めすぎない
映画版が大好きな人ほど、ここは意識しておいたほうがいいでしょう。
舞台版には新曲がありますし、映画から変更された場面もあります。
俳優も当然、マイケル・J・フォックスやクリストファー・ロイド本人ではありません。
なので、「映画と1ミリでも違ったら嫌だ」という見方をすると、変更点ばかり気になってしまうかもしれません。
一方、「あの物語を舞台ではどう料理するんだろう」と考えて見ると、かなり面白いです。
映画版への思い入れをいったん横へ置いて、舞台という別の表現方法を楽しむ。
これが一番おすすめですね。
大きな音や光が苦手なら注意
先ほども触れましたが、火花や大きな音などの特殊演出があります。
視覚と音で迫力を作ることがこの作品の魅力なので、静かな芝居を好む方にはかなり刺激が大きく感じられるかもしれません。
特に突然の大音量や強い光が苦手な方は、公式サイトや劇場の案内で最新の注意事項を確認してから観劇してください。
上演時間は約3時間
上演時間は第1幕約1時間20分、休憩約25分、第2幕約1時間10分で、合計約2時間55分です。

劇場内に掲示されていた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の上演時間案内
とはいえ、私が観劇したときは体感としてかなり短く感じました。
次々と場面が動き、演出も変わるので、約3時間ずっと同じテンポで進む作品ではありません。
口コミでも「あっという間だった」という趣旨の反応が見られます。
ただ、実際にはほぼ3時間あります。観劇前に食事やトイレを済ませておくと安心ですよ。
初見なら座席選びも重要
この作品はどの席でも楽しめると思いますが、何を一番見たいかによって向いている座席が変わります。
特に初見なら、私は舞台全体を見渡せる位置をすすめます。
初見は2階席がおすすめ
JR東日本四季劇場[秋]をはじめ、劇団四季専用劇場では2階席が1階中列付近まで大きくせり出しています。
さらに1階席に比べて2階席は一列ごとの段差がしっかりあるため、舞台全体を見渡しやすいのが特徴です。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、俳優一人だけを見るより、舞台全体と周辺へ広がる演出を一緒に見ることで面白さが増します。
そのため、初見なら2階前方から中央寄りを私は第一候補にします。
C席はコスパもかなりいい
[秋]の2階席は最後列が11列です。
お隣のJR東日本四季劇場[春]は2階15列まであり、他の劇団四季専用劇場と比べても[秋]の2階後方は舞台から遠くなりすぎません。
だから私は[秋]のC席に何度も座ってきました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも、その考えは変わりません。
C席からでも舞台全体を肉眼で見て、俳優の表情を見たいところだけ5倍双眼鏡を使う。
これで十分すぎるほど楽しかったです。
1階・2階・C席の見え方は、実際に観劇した経験をもとに劇団四季『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の座席おすすめと見え方でさらに詳しく比較しています。
俳優ファンなら1階前方
逆に、マーティやドクなど特定の俳優を近くで見たいなら1階前方です。
俳優の表情、目線、細かな芝居を肉眼で追えるのは、やはり前方席ならでは。
私は、初見なら2階席から作品全体を見る。そしてリピートするなら1階前方で俳優を追う。
この順番がかなり面白いと思っています。
座席選びの目安
- 初見で大掛かりな演出を楽しむなら2階前方中央寄り
- 価格を抑えながら全景を楽しむなら2階C席
- 俳優の表情や生身の迫力を重視するなら1階前方
- リピーターなら初回と違う階から見るのもおすすめ
こんな人におすすめ
口コミと私自身の観劇体験を踏まえると、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、劇団四季ファンだけを対象にした作品ではありません。
むしろ普段あまりミュージカルを見ない人にも入りやすい作品だと思います。
映画が大好きな人
まず当然ながら、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が好きな人。
おなじみの登場人物や音楽、世界観が、目の前の生の舞台として立ち上がります。
映画で何度も見た場面が舞台でどう表現されるのか。その答えを見るだけでも楽しいですよ。
派手な演出が好きな人
映像、照明、音響、大型セット、イリュージョン。
そういった「劇場でしか味わえないもの」を体験したい人には、かなり向いています。
静かに物語を見るというより、劇場へ行ったからこそ得られる驚きを全身で浴びるタイプの作品です。
ミュージカル初心者にも合う
「ミュージカルって、ずっと歌っていて難しそう」と思っている人にも見やすいでしょう。
元になっているのは非常に分かりやすいエンターテインメント映画で、笑いも多く、場面転換も速いです。
実は劇団四季側も、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にはこれまでミュージカルをあまり見てこなかった新しい観客を劇場へ呼び込む役割を期待していました。
吉田智誉樹社長は、原作映画には男性ファンが多く、女性客が多いミュージカル界にとって新しいお客様を招くチャンスになる作品だと話しています。
海外公演でも男性客の割合が高く、日本でも男性に劇場へ足を運んでもらうきっかけになることを期待していました。
実際、開幕後には男性客の多さが話題になるほどで、これまでの劇団四季作品とは少し違う客層も劇場へ足を運んでいるようです。
そう考えると、「劇団四季には興味があるけれど、いかにもミュージカルという作品はちょっと……」という男性にも、かなりすすめやすい作品だと思います。
映画や車、SFが好きで、そこから初めてミュージカルを見る。そんな入口があっても全然いいんですよ。
初めて劇団四季を見る人を連れていく作品としても、私はかなり選びやすいと思います。
よくある質問
最後に、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の口コミや評判を調べている方が気になりやすいポイントに回答します。
バック・トゥ・ザ・フューチャー口コミFAQ
Q1. 劇団四季のバック・トゥ・ザ・フューチャーの評判はいいですか?
A. 劇団四季公式の観劇者コメントでは、舞台装置やデロリアンの演出、映画へのリスペクト、俳優の歌や芝居、音楽を評価する声が多く掲載されています。ただし公式サイトでは寄せられたコメントの一部を掲載しているため、全観客の評価を示す統計ではありません。私自身は2階C席から観劇しましたが、座席を忘れるほど大迫力で、非常に満足しました。
Q2. 映画を見ていなくても楽しめますか?
A. 映画未見でも物語は舞台の中で理解できるので楽しめると思います。ただし、映画を知っていると、おなじみの音楽や場面、セリフ、衣裳などに気づく楽しさが加わります。時間があれば観劇前に映画PART1を見ておくと、さらに楽しみやすいでしょう。
Q3. 映画ファンでも舞台版に満足できますか?
A. 映画をそのままコピーした作品ではありませんが、映画版の共同脚本家ボブ・ゲイル、監督のロバート・ゼメキス、音楽のアラン・シルヴェストリらも舞台版の創作に関わっています。物語や世界観を大切にしながら、舞台ならではのミュージカルとして作られているので、「映画とは別の表現」として見るのがおすすめです。
Q4. どの座席がおすすめですか?
A. 初見で舞台全体の大掛かりな演出を楽しむなら、私は2階前方の中央寄りをおすすめします。俳優を間近で見たいなら1階前方、料金を抑えたいなら2階C席も魅力的です。私は実際にC席上手サイドから観劇しましたが、十分すぎるほど迫力を味わえました。
Q5. 怖い演出や大きな音はありますか?
A. 火花や大きな音などを使った特殊演出があります。これらは作品の迫力につながっていますが、突然の大音量や光の演出が苦手な方は注意してください。演出や注意事項は変更される可能性もあるため、観劇前には劇団四季公式サイトや劇場内の最新案内を確認するのがおすすめです。
まとめ
劇団四季『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の口コミを見ると、特に多く評価されているのは、デロリアンをはじめとした大掛かりな舞台演出、映画へのリスペクト、俳優の歌と芝居、音楽、そして劇場全体を使った没入感です。
私自身も2025年4月の開幕直後に観劇しましたが、感想をひと言で表すなら「こんなに身体で感じる劇団四季作品は初めてだった」になります。
しかも座ったのは2階C席の上手サイド。それでも、C席であることを忘れてしまうほどの迫力でした。
- 舞台装置や映像・音響への好意的な口コミが多い
- 映画ファンからも原作へのリスペクトを評価する声が見られる
- 映画未見でも物語を追いやすいエンターテインメント作品
- 初見で演出全体を楽しむなら2階席と相性がよい
- C席でも大掛かりな演出を十分楽しめた
- 俳優を間近で見たいなら1階前方も魅力的
もちろん、映画とまったく同じものを見たい人には違いが気になるかもしれませんし、大きな音や派手な演出が苦手な人には刺激が大きいでしょう。
でも、映画版への思い入れだけで良し悪しを決めるのではなく、「舞台ならではのバック・トゥ・ザ・フューチャーを体験する」つもりで劇場へ行くと、この作品の面白さがよく分かると思います。
映画館のスクリーンではなく、目の前にいるマーティとドク。映像の中ではなく、本当に劇場内へ現れるデロリアン。
そして、椅子は動いていないはずなのに身体まで持っていかれるような、あの不思議な感覚。
私は次に見るなら2階最前列付近へ座って、今度はあの迫力をもっと正面から浴びてみたいですね。
未来でまた会いましょう。


